2年に1度、夏に開催しているバレエスクールの発表会。
本来ならば、来年2021年の7月辺りに開催する予定ですが、残念ながら延期することといたしました。
おそらく皆さん予想されていたかと思います。
新型コロナウイルスが流行している今、バレエスクールの主宰者、発表会の主催者として、生徒たち、ご家族、お客様、ゲストダンサー、スタッフの皆様のことを考えますと、やはり現時点でいつ開催するかを決めるのは非常に困難です。
通常、発表会のリハーサルは、半年以上前から始めます。
新型コロナウイルスがいつ終息するかはわかりませんが、どう考えても、この冬から準備を進めることはできません。
やり方を工夫して…と思っても、リハーサル、楽屋、客席など、すべてのことを考えますと、もしも1人感染者がいた場合、どう気をつけても感染拡大は防げないと思います。
責任がある以上、大丈夫だろう…という考え方はどうしてもできません。
ソーシャルディスタンス、アルコール消毒、換気など、できることは確かにありますが、本番当日に生徒、ご父兄、お客様、スタッフ、全員の動きを把握するのは不可能ですし、楽屋や客席のトイレも不特定多数の人が共有することになります。
客席の人数制限をしたとしても、バレエの発表会は関わる人数がとても多く、また、感染予防を徹底して開催するとなれば、すべてにおいて中途半端な発表会になってしまうのは確実です。
ありがたいことに、1000席ある客席は毎回満席ですし、お客様を入れなくても、生徒、ご父兄、裏方のスタッフを合わせますと、舞台に関わる人数は数百人単位です。
リハーサルも全員でやるのは不可能ですので、いつものような作品を上演することはできません。
毎回楽しみに発表会に足を運んでくださる方々が大勢いらっしゃるからこそ、開催するのであれば、皆様に喜んでいただける、根岸真由美バレエスクールらしい舞台をお届けしたいですし、何より皆様の安全を確保できる状態になってからが望ましいと思っております。
ただ、生徒たちの成長した姿を発表する場が全くないというのも、指導者としてはとても残念に思いますので、感染の状況を見ながら、何らかの形でそのような場を設けることができればと考えております。
いつまでこのような状況が続くのかはわかりませんが、新型コロナウイルスが終息し、いつも通りの発表会を開催できるようになる頃には、生徒たちはきっと今とは見違えるほど成長しているはずです。
コンクールを何度も経験し、どんどん上達していく生徒もいます。
小学生の生徒も、次の発表会にはソリストを任せられるようになっているかもしれません。
何の不安もなく、心から舞台を楽しめるその日まで、生徒と共に精一杯頑張っていこうと思いますので、どうかご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
根岸真由美バレエスクール第13回発表会
「くるみ割り人形」全幕
①プロローグ
②第1幕 「雪の国」
③第2幕 「お菓子の国」
リズム感、柔軟性、集中力、
協調性、忍耐力を養うために、
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ブログ管理者:根岸美緒