ココロの拒食症 | ねぎらいの書

ねぎらいの書

ねぎらいの言葉を贈ります。
あなたの心の折りたたみの傘に。なりたいのです。

 
ものすごく痩せているのに。

「自分は太っている」 と

栄養を取ることを拒否するひとがいます。




そういうひとのことを

他人事のように思うかもしれないけれど。




ものすごくココロが欲しているのに。

「自分なんてまだまだダメだ」 と

ココロに栄養を入れないひとがいるとしたら。



ココロが拒食症になってしまっているのかも知れません。





ココロがやせ細ってしまっているのに


「もっともっと頑張れ。」

「ちゃんと○○しなくては。」

「とにかくポジティブに!」


とか言っても。


栄養分がないのに動けるはずはなくて。






燃え尽き感だけが残るような

つらい思いをしたことがあるなら。



すぐに。ココロに栄養をいれてあげませんか。








『ココロに栄養』 というと。


「自分をほめるといいはずだ」 と思いがち。


でも、意外とこれがむずかしい。



ほめることを探しても、なかなか見つかりにくくて。

仮に見つかったとしても

「そんなんじゃまだまだ。もっとすごい実績を残さないと…」

とか言って、結局、ほめられないままになってしまったり。





ほめるためには。

自分が満足できる『成果』が必要なのですね。

でも、高いレベルを要求するひとにとって

そんな成果はそうそう毎日得られるものではなくて。



結局。

ココロは 『おあずけ』 をさせられたまま

何日も 何ヶ月も 何年も…。




『ほめる』 という行為は、実は

「高級ステーキハウスに行って、最高のステーキを食べる」

レベルに等しいと思うのです。



ココロが痩せ細ってしまっているのに。


ステーキなど受けつけません。

無理に食べても吐き出すだけです。





なので。




拒食症なココロには。


「ねぎらいの おかゆ」 が オススメです。






成果なんてなくても。 途中経過でもいい。

今、精一杯頑張ろうとしている自分を ただねぎらう。



朝、つらくても起きようと思った自分ってエライ。

きちんと朝ごはんを食べようとしてるわたしってすごい。

駅まで向かうオレって立派じゃん!

目が見えて、音が聞こえて、言葉を表現できる。 ありがたい!

応援してくれる人がいる。 認めてくれる人がいる。

自分自身が、ちゃんと自分を認めてる!

今日も1日おつかれさん!がんばったね!






ねぎらいの おかゆ は。

自分で作って、味付けして。

ココロにゆっくり流し込んであげてください。



心の自炊ができたひとだけが。

やがて大きな成果を出して。

ご褒美に、高級ステーキを食べることができるのです。




いっぱいいっぱいねぎらってあげてください。

もちろん、わたしも。

あなたのねぎらいを応援します。





こころのおかゆさん






ココロのおかゆ。

作るお手伝いを。

さぁ。いっしょに。















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