お昼から雨だと思っていた。
いや・・昨日までの予報だと雨が午後からと出ていた。
が・・・朝、いつもよりうんと薄暗い中、掃除しようと窓を開けたら・・向こうの道に停まっている車のライトが道に反射しているのが見えた。
もしかして雨降っとんのか?と思って窓から手を出したら、しっかり降っていた。
なんだよ~。
昼からって言ったじゃん・・。
・・・
わたしの住む自治体は、年に2回粗大ごみを無償で回収してくれる。
特段申込がいるわけではないけど、最寄りの指定場所には自力で持って行かないといけない。
粗大ごみ以外だと、<危険>というカテゴリの陶器・ガラスとか、<有害>というカテゴリの電池や体温計(デジタル式出ない水銀計)とかもそれぞれ年2回ある。
年2回が多いか少ないか・・というと決して多くはないと思うけれど、かといってそんなにバカバカ捨てるものがあるか?と言われると確かにそんなにはないよなあ・・とも思う。
要はあれだ・・タイミングの問題で。
例えばお皿割ったのが回収直後だとチッ
と思うけれど、直前だとラッキー![]()
と思う。
そう考えるとまあ年2回は妥当かしらねえ。
12月は<危険>カテゴリのごみ回収がある。
来月は<有害>。
ただ、有害ごみはこまめに市役所の回収ボックスに持っていくのであらためてゴミ出しすることはほぼない。
だってさ・・ゴミ袋有料だし。
電池を20本入れたところで、10リットル(これが最小)のゴミ袋はスカスカだし。
歩くついでにちょいちょい市役所に寄って捨ててくる。
・・・
<危険>ごみの回収は今週の土曜日。
なんせ半年に1度だから<出し漏れ>がないように2ヶ月くらい前から入念に準備する。
といっても、思いついたときに壁に貼ってあるリストに書き加えるだけだけど。
今回は13点のエントリ。
リストには今どこに置いているかと、捨てると決めているのかどうかが書いてある。
例えば、温度計⇒掃除道具入れに立てて置いてある⇒考え中、みたいな。
考え中のものは、実際に使ってみるとか、他に使い道があるんじゃないかと考えてみるとかしながら2ヶ月の間に最終的に捨てるかどうかを決めることにしている。
・・・
今日はちょっと時間が空いたので、それぞれの置き場所から持ってきてゴミ袋に入れることにした。
ま・・ほとんどが陶器。
あとはガラス製品が少々。
中にはこんなものも。
たぶん、ずーーーっと昔に旅先で絵を描いた砂時計。
砂時計自体を作ったもんじゃなくて、単に絵を描いただけだと思う。
他には、シゴトを辞めたすぐ後に晩御飯なんかでいろんなモノをちょっとずつ盛って出していた時期があって、二つ仕切りとか三つ仕切りの皿とか。
弁当のおかずにいろいろ作っていたせいだけど、今はおおざっぱな弁当しか作らないので使うことがない。
ナルミの大皿は金箔入りで電子レンジで使えない。
確かクレカのポイントを貯めてもらったやつ。
他にもラーメン鉢や小皿なんかが揃っていたけど、使うことがなくて今はレンゲだけが残っている。
ネスカフェのおまけの白い皿は、なんかカレーを食べるとおいしい気がして大事に使っていた。
でも今は使わない。
砥部焼のコーヒーカップのミルクピッチャーは、もう30年も前にパン屋さんのシールを貯めて6客もらったやつ。
でもカップは使ってもミルクピッチャーを使ったことはない。
カップと同じ作りでかわいいけどね。
湯呑や箸置き・・・。
どれもどこで手に入れたか覚えているけど、使ったのはほんの数回。
家族はもはや存在すら覚えてはないだろう。
・・・
ゴミ袋に詰めているとなんというか・・・罪悪感?みたいな気分になる。
モノが悪いわけじゃないし、ましてや壊れているわけでもない。
長いながいながーーーーーい間、ずっとうちに居て、自分が歳をとっていくのを間近で見ていた存在ばかりだ。
ただ・・・ステージに上がることがなかった・・ってだけで。
それはやっぱ自分が悪いんでないの?と思ってしまう。
ちゃんと使わなかったのが悪い・・。
そもそも使いもしないものを入手したのが悪い・・。
・・・
以前の自分なら、ここですごすご
とまた食器棚に戻したりしていたと思う。
でも、今は「すまんねえ・・」と思いこそすれ、手は止まることなく粛々と新聞にくるんだりビニール袋に入れている。
使わないまま置いておくのは逆に失礼だよなあ・・最近はそんな風にも思っている。
高価で誰もが欲しがるようなものならね・・売りに行っちゃうかもしれないけどさ・・。
どれもポイントでもらった~
みたいなものだからこうするしかない。
こうするのが一番いい。
考える時間は十分とった。
あとは自分でオトシマエをつける。
今までの自分になかった思いが今はある。

