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また、この世の中から一人の女性が、消えました。
上原美優・・・、大好きなタレントでした・・・。
良く考えてみると、その自殺の原因のひとつに、
日本人の宗教観があるように思います・・・。
「死んだお母さんのところに行きたい・・・」という、
夢物語みたいな事を、大人になっても言う人が、
たくさんいる不思議な国・・・日本・・・？？
間違った宗教観に振り回されて、死ぬ事によって、
既にこの世にはいない母親に会えるというような、
おとぎ話のような事を信じているのです・・・。
そのために死を選ぶ・・・、とても悲しいです・・・。
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その誤った考え方を伝えているのが、
念仏宗（浄土宗・浄土真宗等）ではないでしょうか？
「念仏の哀音」・・・念仏を唱える声の響きの、哀れな
悲しい様子を言う。
唱える声自体も、元気が出る前向きなものではなく、
暗いところに引き込まれるような響きです。
この弥陀の名号「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで、
西方極楽浄土に往生するという教え・・・。
この教えが、死ねば亡くなった人に会えるという、
誤った考え方に繋がるのではないでしょうか・・・？
この念仏について日蓮大聖人は、
『一代五時の説教の内第三方等部の内より出でたり、此の四巻三部の経は全く釈尊の本意に非ず
三世諸仏出世の本懐にも非ず唯暫く衆生誘引の
方便なり譬えば塔をくむに足代をゆふが如し
念仏は足代なり法華は宝塔なり法華を説給までの
方便なり法華の塔を説給て後は念仏の足代をば
切り捨べきなり、』
念仏無間地獄抄 御書全集 ９８ページ
という御手紙を残されています。
この御文の意味は・・・、
「釈迦の一代五時の説教の中で、第三の方等部の
中に出ている、この四巻三部の経（浄土三部経）は、
全く釈尊（釈迦）の本意ではなく、過去・現在・未来の
三世に出現する諸々の仏が、世に出現した究極の
本意や目的でもなく、ただしばらくの間、人々に法を
説くための方便なのです。
例えば、塔（高い建物）を建てる時には足場を組む
のと同じなのです。念仏は足場であり、法華経は
建てようとする建物なのです。法華経を説くまでの
方便なのです。法華経という教えを説いた後は、
不要となった足場は取り外すのです。」
であり、明確に「方便」だと指摘されています。
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このことは、どういうことなのかと言うと、
まだ年端も行かない子供に、難しい事を言っても、
理解してもらえないので、たとえ話や物語で教える
ことがあると思います・・・、それと同じなんです・・・。
例えば、「お腹を出していると、雷さんにおへそを
取られちゃうよ」とか、「食べ物を粗末にすると、
もったいないお化けが出てくるよ」という教え方と
同じなんです。
こんな事を大人になって信じている人はいませんが、
不思議な事に、前に述べた「死ねばお母さんに・・・」
は信じられていて、その考えのもとに自殺する人が
未だにいるということが、とても残念です。
子供の頃から、自殺をしたら、亡くなったお父さんや
お母さんや友達に会えるなんてことは絶対にない！
とはっきりと教えないといけないと思います。
ちゃんとした教育をして行かないと、これからさらに、
同様の悲しいニュースを聞かなくてはならない・・・。
ぜひ、ここで断ち切るように、方策を考えて欲しいと、
強く願っています・・・。
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そんな日本人の間違った宗教観や、宗教に対する
無知が、おかしげな新興宗教の台頭を許し、
有りもしない迷信を信じて詐欺に引っかかり、
多額の金品を巻き上げられるという事件が、
後を絶たない原因なのかもしれないです・・・。
「とりあえず、何でも拝んでおけば、ご利益がある」
などというのは、外国の人から見たらどうしても
信じられない、優柔不断な姿に写る事でしょう・・・。
「正しいものは正しい、間違いは間違い」としっかり
判断の出来る賢明な一人一人になって欲しいです。
だって間違った考えで、若い女性が死んで行く話は、
もうこれ以上聞きたくはないですからね・・・。
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