仕事終わって、
眠いんだけど、
ダルいんだけど、
とりあえずラーメン食いに行く。
そうでもしないと乗れないんだよなー。
なかなかどーして。
「一生のお願い」
何百回と口にしたこの言葉に言霊が伴ったのは、
このバイクを初めて見た時だった。
でも叶わなかったんだよな。
三十ン年も経ってようやく手に入れた。
だけど、最後はあっけなかったなぁ。
まあ、仕方ない。
受け入れないといけない運命もあるってことで。
オレが引き取って3年半。
走行距離1,500キロ。
全然乗ってやれなくてゴメン。
ウチに来たじすおくんのマフラーは、ヨシムラサイクロンが付いていました。
SUZUKIならほぼお約束と言っていい組み合わせですよね。
そして、オレは知っている。
このエンヂンとヨシムラサイクロンが奏でるシンフォニーを・・・
80年代（90年代もか）はバイク選びに関して相当な選択肢がありましたね。
自分が中型自動二輪免許を取得した時は、ホンダだとCBX400Fはもうセンパイの
バイクって感じで、VT250FとかVF400Fとか、ブランニューのCBR400Fとか、
ヤマハだとRZ250/350、XJ400ZSとか、まだFZ400Rが出る前だったなぁ。
スズキはなんてったってRG250ガンマ！コイツのインパクトはハンパなかった！
もちろんGSX-Rも。ホント「なんじゃこりゃ！？」って思ったもんね。
カワサキもZ400FXとか、Z400GP、GPｚ400Fとか、シブいラインナップだったしね。
そんな中、すんごい紆余曲折を経て「よし、CBR400Fを買うぞ！」とバイク屋に。
CBR買う気満々で行ったんですけど、CBRの横になんか見慣れないヤツがいたんですよ。
コイツです。GSX400FW（2型）です。
そして気付いたらコイツを契約しておりました。
んで、付けてたんですよ、ヨシムラサイクロンを。
そりゃぁもう、伸びやかで胸のすくサウンドでしたよ。ええ。
んなハズなのに、ウチのじすおくんはちょっと違う。
ン～キュルキュルキュルきゅーー ぶぼぼぼろぼろぼろーーー
そして ぷすん。 だ。
本当にITが浸透した世の中でよかった。
手あたり次第に調べてみたら、同じ事象が出てくる出てくる！
結局のところ、レギュレーターもイグナイターもパンクしていて、
イグニッションコイルまで辿り着き、社外品に交換。
ちゃんとエンヂンかかりました！
これに関しては、GK71Bを愛する皆様のサイトを参考にさせていただきました。
本当に助かりました。
有難うございました。m（_ _）m
しかし、これ、知見が無いと絶対にわからんですよ、、
ここまでに1年を要してしまいました、、
この後もちょいちょい不具合が出ましたが、イグナイター何回か交換して
現在はすごく調子イイです。
よくよく考えると、当時から鈴菌に感染してしまっていたようです。。
ウチのじすおくん（1型）、ウチに来たときはこんな色でした。
じすおくんが発売された1984年はちょうど中免を取ったタイミングで、
一時期買おうか検討してたんだけど、
「こんなバケモノみたいなの、オレが乗りこなせるワケがねえ」
と思って断念したのでした。
そんな当時の記憶を蘇らせてくれるじすおくん。
楽しかったなあ。
バイクに乗るようになって、行動半径がケタ違いに広がって、
このままどこにでも行けるんじゃないか？
今風に言えば、どこでも行けるんじゃね？と思ってたあの頃。
そんなノスタルジーを感じつつ、イグニッションを捻る。
どれ、エンヂンでもかけてみようかね、
ン～キュルキュルキュルきゅーー ぶぼぼぼろぼろぼろーーー
なーんかしっくりこない音だなあ、
4発ならではのキレイな音階には程遠いというか、何というか、
ぶぼぼぼろぼろぼろーーー ぷすん。
ン～キュルキュルキュルきゅーー ぶぼぼぼろぼろぼろーーー ぷすん。
×繰り返し
な、なんだコレ？？
つづく（？）
ふと、自分を振り返ってみたんですよ。
自分のアイデンティティ的な何かって、なんなんだろう。
って、そんな大袈裟なことでもないんだけど、
仕事を取ったらなんにも残らないような気がしてたんですよね。
仕事、好きじゃないけど。
ボケる前に、いくつかまた好きなコトしたいと思ったので、やってみるよ。
もう一度自分のアイデンティティみたいなモノを探してみるよ。
その一つが、バイクなのかな。
平々凡々な、下から数えた方が早い一般大衆だから、やれるコトは限られる。
せっかく免許持ってるんだから、やっぱそーだ、それだ。
1回目のリターンは10年くらい前だった。
だいたい10年周期で何かやりたくなるんだよね、たぶん。
つーか、オッサンによくありがちな、ある日突然懐古に走るヤツかな。
てなワケで、自分再活性化のために、こんなのを仕入れときました。
GSX-Rっす。