最近、壮良と初風にまた少し成長と個性を感じる。

壮良は6歳を迎えると、会話の「意味不明」度がぐっと減った。


4歳までは50%、5歳では30%ぐらい
夢の世界の住人だったが、
急に5%ぐらいになってきた。95%はこっちの人間に。

たぶん「ものごころ」ついたのだろう。今ぐらいからもう
幼少時の記憶が大人になっても残るんだろうな~。


それはそれでなんかさみしい気もするけれど、
急に
「ぼくこれから明日の用意は自分でやる!
 だって4月から小学生だから!」
と、明日保育園で着る洋服をあれこれ選んでいたりするので
頼もしい&助かるのも事実。
(やるなら毎日やってくれ!気まぐれ禁止!)
誰が教えたわけでもないが、朝起きたら洗面所で一人せっせと
水をつけて寝ぐせを直している。
(その前に顔を洗え!)
何曜日に何の宿題をやらねばならないか、も覚えるようになった。
これは私がいつも忘れてしまうので、自分で覚えておかないと
自分が恥をかく、という経験から学んだことだ。
「ママ、今日はじゅくの宿題やらなくていいんだよ!
 だって明日しゅくじつだから!イェーイ」
と、イレギュラースケジュールにも対応だ。
(しかし、宿題は前もってやっておくものだよ。)



同時に子供だましも通用しなくなってくる。

先日そよといつものおもちゃの取り合いになった。


しょうもないアンパンマンのカードで、
普段は見向きもしないくせに、もらった最初だけ二人で
取り合いになるという良くある光景だ。

そよは4枚のカードを握り締めて絶対渡さない。


「そよちゃん、2枚だけちょうだい!」
(一応6歳なので自分は半分だけもらう権利があると主張)
「いやあ~~~~!!!!」
といっては引っ張り合いになり、揉めている。
「そら、ちょっとおいで。」
とこっそり呼び、こそこそ声で
「いい?しばらくしたらそよはどうせ飽きちゃうでしょ。
 そうしたら4枚全部で遊べるから、しばらくほっとこ!ね。」
と”大人同士のナイショ作戦”ぽく耳打ち。
この秘密っぽさなら単純な壮良は「あっ!そうだね!
オッケーオッケー!」と納得するのだ。

だが、この日はそうはいかなかった。耳打ちに対し、
「…………え~~~。。。。だって、
 そのときぼくもあきちゃったらどうするの?」
「…え?」
この返しは予想外で、
「うーん、それは可能性として大いにありうるねぇ。」
と思わず私が納得してしまい、
「そよぉ!カードちょうだい~~!!!」
と揉め事は収まらなかったのだった。



そよはそよで、2歳半を過ぎて、おしゃべりが盛んになってきた。
今日あったこととか、誰誰がどうしたとか、報告するようになった。


先日壮良がエレベーターの扉に手を吸い込まれてしまった
事件をずっと憶えていて、エレベーターに乗るたびに
「にぃにが、ここれ、おててをはさんだよねぇ~」
と毎日言う。
「そよはいつも言うね、よく憶えてるねえ~」
と褒めると、すかさずそらは
「ママ…僕、もう手をはさんだこと忘れたいよ~。
 なのにそよちゃんが毎日言うよ~」
と半泣き顔を作って哀れな自分を訴えてくる。
「いいじゃん忘れなくても。毎日気をつけよって思うでしょ!」



また、そよの頑固さも同時にパワーアップ中だ。
そよは元来人の言うことをあまり聞かない女だが
今食べたいもの、今は食べたくないもの、その食べる順番、
すべて自分がこうと思ったやり方の以外受け付けない。
新しい食べ物には注意深く警戒し、舌先1ミリぐらいをちょろっと
つけて味・温度・においを確認(それだけでわかるのか?)。
クチに入れたものが、思っていたよりほんのちょっとでも
熱かったりすると、迷わずすべて吐き出す。
「ベーしていいのは1歳までよっ!」
とメチャメチャ怒ると今度は拗ねてうつむいたまま固まること20分。
ほんとにめんどくさいタイプである。


壮良は雰囲気に流されてなんでも受け入れるところがあるし
こちらのもっともらしい薀蓄を素直に受け入れるので
未だにやりやすいのだ。


そよのこの頑固さを、矯正すべきか。生来のものか、しつけの対象か。
なんか矯正しようとしてもますます頑固スイッチが入り
無意味な気がしてこちらも放棄してしまっている。
これも個性だから仕方がない、というあきらめは二人目だからか。
壮良のときは完璧目指して根気良く矯正していたのだろうか?
今の私にこの頑固女を矯正する気力はもはや残されていない。



こうして一人目は優等生タイプ、二人目はマイペース、
という構図ができあがっていくのだろうか???

成長とともに手ごわさ増量中のそらそよだが、
興味深い生態観察に飽きないのも事実なのである。


popo

ぽぽちゃん寝かしつけ中のそよ。

寝かしつける前にぽぽちゃんに服を着せてやってくれ。