満2歳3ヶ月を迎えたそよ。

「ギャルそよ」の称号に負けないぐらい、ごはんもモリモリ食べ

手足も伸びて洋服がどんどん小さくなるほど育ち盛りなのだが、

実はなんと、まだ哺乳瓶でミルクを飲んでいるのだ!!!



哺乳瓶でミルクを飲むというのは、赤ちゃんだからこそ

ほほえましい図なのであって、ほとんど幼児なそよが

飲んでいる図ははっきりいって違和感がある。


夜中も起きては

「ママ・・・ミルクのむよ~」

無視すると

「ママ、起きるよ~」

と布団をはぎ、それでも無視すると

「はい、ママめがね。はい、ママでんわ。」

と、私が起きるのに必要(かと思われる)アイテムを次々渡し、

それでもなお無視すると

「ママ、おきなちゃい!ママ、ちょよウンチでたよ~」

とウソをつく。ウンチだとさすがにおむつを替えてくれると

思っているらしい。


で、しぶしぶ起きてミルクを飲ませるわけだが、当然もう

一人で飲めてしまうわけで、ソファにどーんと座ったそよに

ミルクを手渡すと自分で持って(ときには片手で)、ゴックゴックと

まるでラッパ飲みのように飲むのだった。

その姿はもはやふてぶてしいとしか言いようがない。

夜中のミルクもいい加減しんどいので、何度も対策を講じた。

たとえば、お茶にシフトできないか、牛乳でごまかせないか、

せめて哺乳瓶じゃなくコップにできないか、とか。

しかしミルクじゃなきゃだめ!哺乳瓶じゃなきゃダメ!!で

夜中にごねて大泣きされるとこっちが根負けしてしまい

結局哺乳瓶ミルクで手を打ってしまうのだった。



そんなあきらめかけていたある日、ふたたび意を決して

そよの機嫌のいいときを見計らい

「そよちゃん、哺乳瓶は赤ちゃんのだから、もうバイバイしよっか?」

と持ちかけてみた。


実は周到に、その10分ほど前、布石をうっておいた。

夫に対する大人同士の会話を装って、

「○○ちゃん(そよの良く知る同じ歳の子)のママも、

 そよがまだ哺乳瓶でミルク飲んでるって聞いて

 ええ~!!それはおかしいねえ~って驚いてたわ~。

 ミルクは赤ちゃんしか飲まないのに変だねえ~って。

 やっぱりちょっと恥ずかしいよねえ。」

と、”そよに聞こえるように”(ここがミソ)話した。もちろん捏造だ。


自分に向かって言われているわけではないのだが、
そよは全力で聞き耳を立てていて、

”これは自分の話だということ、ミルクはおかしいと言われてる

 ということ(しかも同じ歳の○○ちゃんのママに)、

 そしてそれはやっぱり恥ずかしいらしい”

ということに気付いている。



直接言っても「いや~」で終わるが、この布石が功を奏したのか

哺乳瓶バイバイの提案に対して、意外とあっさりと

「うん、バイバイする~~」

と承諾したのだった。

ダメオシのために、

「バイバイする??うん、そうだね、もうそよはお姉ちゃんだもんね。

 じゃあ、ほら見て、哺乳瓶、ぜんぶゴミぽいするね。

 ほらゴミ袋に入れたよ。はい、バイバーイ!」

「バイバーイ」

と、ゴミ袋に入れてベランダに出すというところを確認させた。

「わ~~~!そよ、えらいねえ!ついに卒業だね!

 やっとお姉ちゃんになれたね~~!すごいねえ~~~!」

と褒めて褒めて褒めちぎった。そよはちょっと得意げだ。




そして、その晩。寝る前に、いつものように

「ママ、ミルクのむぅ~~」

(寝る前は飲むときと飲まないときがある)。

「あ、ミルク飲む??じゃあ、哺乳瓶バイバイしちゃったから

 コップにしようか~~??」

しばらく考えて、うなずくそよ。

コップにいつものフォローアップをいつもの温度にして出すと

「ちょっとあつい・・・」

という。直接飲むと違うようだ。冷ましてから、

自分なりにコップで飲まねばと3~4回クチをつけたが

全部は飲まずに、「ねんねちゅる~」と言って自分で寝た。


夜中にやはり起きて、ミルク~~という。

同じようにコップで出してみると、

「いや~~!!!これじゃないの~~!!」とゴネる。

夜中はやはり甘えもあって、イヤイヤしだした。

やっぱり夜中は厳しいか?!

「でもさ、そよちゃん、哺乳瓶ゴミぽいしちゃったからもうないよ?

 どうしよっか~~??」

「いや~~~~!!コップいやなの~~~」

困った・・・。しばらく煮詰らせてから

「・・・あ!ママいいこと考えた!マグマグにしよっか!」

そよももう、”コップは一度イヤと言った手前

折れるわけにはいかないけど(この辺の意地っ張りぶりは

私も何となく遺伝子の責任を感じる)他なんでもいいから”、みたいに

なってるときの助け舟だったのであっさりOKで、

結局マグマグ(ストローつき)でミルクを飲んだのだった。

ふ~、た、たすかった・・・。



その後1~2日、ミルク~と言っても

マグマグでミルクを出しているが、やはりそよ的には

「マグマグでミルク出されてもねぇ~・・・」みたいな

”もひとつ”感があるらしく、マグマグミルクはあまり要求しなくなった。

でそのうちコップで牛乳でいけるようになってきた。

これはだいぶ画期的!

今のところ、5日経ったがあれから哺乳瓶は登場していない。

実は万が一に備えていつでも出せるところに隠してあるものの

もう我が家では無き物になっている。


今朝も「ミルク~」で起きたけれど、コップで牛乳(しかし3杯飲んだ)で

乗り切れたのだった。このまま卒業なるか?!?!?



今度こそ、ミルクから離脱したいと願うのであった・・・。