最近のそらは人体に興味津々だ。
どうも保育園で習っている歌の影響のようだ。
「♪せっけっきゅう~は、さんそをはこぶ♪はっけっきゅう~は…♪」
とかいうやけにリアルな歌を歌っている。
私の憶測では、たぶん七田の理科ソング「生物篇」あたりじゃないかと思われる。
まずは消化器系統に興味を持った。
「ママ、しょくどうって何するところ?」
「ママ、いって何する?だいちょうってなにするの?」
一応私のわかる範囲では答えるものの、
何度も同じ質問をされるとかなりめんどくさい。
一応、間違ったことや適当なごまかしはやめて
ちゃんと教えてあげようと思ってはいるが・・・。
「胃はね、お口から入った食べ物を溶かしてドロドロにするの。」
「どうしてドロドロにするの?」
「消化しやすくするため」
「しょうかってなに?」
「身体に必要な栄養だけを吸収して、
それ以外の要らないものはウンチで出すの。」
「ええ~?ウンチぃぃ~~(ここだけ喜ぶ)?
・・・きゅうしゅうってなに?」
「身体に取り込むの」
「え。とりこむってなにが?」
「・・・だからぁ、コビトさんがね、運んでくれんのよ!」
適当なごまかしはやめようと思っていたはずが、
最後はめんどくさくなって全てコビトの仕業ということにしてしまう。
しかしいまだに壮良はコビトの存在を堅く信じているのでこれで納得。
ところがだんだん質問が込み入ってきて
「ホルモンってなにするの?」とか
「たべものが通る道全部おしえて」とか
「お腹の中のしょくどうからだいちょうまで全部絵を描いて」とか
ものすごく難しい注文も増えてきて、こっちもうろ覚えでヘンな
絵を描いてごまかすこともしばしばだ。
そして今の壮良のお気に入りは循環器系。
「ママ、せっけっきゅうは何するの?」
「えっ・・・、、、うーんと、酸素を運ぶのよ。(実は忘れていたが
壮良の歌の歌詞で思い出した)」
「あ!そっかあ。ママ、けっしょうばんは何するの?」
「え、け、血小板はぁ~・・・。なんだっけ?」
ちなみに壮良の「けっしょうばん」は発音がおかしい。
頭の「けっ」にアクセントがあるので、外国人みたいな発音だ。
そこにいちいちウケてる間もなく矢継ぎ早な質問攻めだ。
「ママ、さしんしつって何するの?」
そんな壮良は今特に白血球にロマンを感じているらしい。
「はっけっきゅう~はバイキンころす♪」という歌詞が
あるらしく、壮良の中での白血球の存在はヒーローもの並に
「めっちゃかっこいい」そうなのだ。
壮良の注文が「体の中ぜ~~んぶを描いて」になったとき
もはや自分では太刀打ちできないと限界を感じたため、
書店にて人体図鑑を買ってきた。
人体に興味を持つ4歳児は少ないのか、あまり低年齢用の人体図鑑が
無く、4件目のジュンク堂でやっと発見。なかなかわかりやすい絵本だ。
そこで壮良が何度も何度も読んでくれとせがむのが血液のページ。
「白血球の仲間・・・T細胞・B細胞・マクロファージ・好中球」
とあり、それぞれがウイルスと戦っているイラストが描かれている。
「ママ!この、ウイルスをがぶってやってるのはどれ?
マクロファージ?コウチューキュ?」
そんな壮良はもうすぐ5歳になる。
「そら、おたんじょうびプレゼント、なにがいい?」
と聞くと
「ボウケンジャーのアクセルラー。だってこわれちゃったから」という。
「いや、ボウケンジャーは終わったから、もうアクセルラーは売ってないよ。」
というやりとりのあと、先日行ったおもちゃやさんで
「ママ!おたんじょうびはこれがいい!!!」
と壮良が叫んだのがこちら。
人体人形。
こうやって遊べるらしい。
リアルすぎるだろ~~!!!
「あんた・・・ほんとにこれでいいの??」
「うん。これがいい!」
「いや、ゲキレンジャーとか、そういうのにしとかなくていいの?」
「これがいい~~!!!」
「うーん・・・。いいんだけど、あと1週間考えなさい。で
それでもこれがいいんだったら、コレかってあげるからね。」
ま、このままお医者さんになってくれるのなら買ってやらんでもない。

