②マンション売り出し!



中古マンションの売買はもちろん初体験。
仲介業者の不動産屋さんに入ってもらってやることに。


購入のほうもいくら知人同士とはいえ、手続きがややこしいので
不動産屋さんにおまかせ。


さて、問題はうちのマンションがいくらで売れるのか?!

常に向こう見ずな生活スタイルがゆえ、
購入したときはもちろん、今回も頭金はほぼゼロ。
あとはこのマンションがいくらで売れてくれるかにかかっている。
現在のローンの残債額には達してほしいところだ。
ちょうど同じマンションの別のお部屋が売りにでていたので
金額もそれをまねて出してみる。


「チラシを出したら、お部屋を見たいというお客様が来られますので
週末は極力予定を空けておいてください。」
とのこと。

ちょっとでもいいお部屋に見せるためには
予定を空けておくだけではなく、お部屋を常に
ぴかぴかにしておかねばならない。


というわけで、徹底的におうちをお掃除。・・・といいつつ
おしりに火がつかないと動かないタイプなので(ことに掃除にいたっては)
ちょこちょこと片づけをしていた程度。


するとチラシを出してまもなく連絡が
「急遽明日お見えになりたいとのことですが、ご都合いかがですか」
キターーッ!掃除掃除!!!
ちょうど実家の母が遊びに来ていたので、急遽掃除要員として借り出される。
あわてて超大掃除大会だ。


そうしてぴかぴかになったおうちにお客さん第一号が登場。

「お部屋のご案内は、私ども不動産業者がやりますので、
 みなさまはお話されずに、普段どおりにお部屋でお過ごしください。」
だそうだ。うーん、なんかそれって超不自然。


お客さんは中年夫婦おふたり住まい。この間取りにぴったりなターゲットだ。
そして私たちは、めっちゃがんばって掃除した部屋で、
わざとらしく「普段どおり」っぽい生活を営んでるフリ。

自分ちなのに所在なく、子供の相手をしてみたりする。



普通のお客さんなら、ものを押入れに隠したり、寝室に突っ込んだりで

ごまかせるものの、この場合「収納がどれくらいあるか」

「寝室はどんな感じか」も重要なチェック項目にあたるので

それこそほんとうに隅から隅まで見られるのだ。

それはそれは神経質に大掃除!あらたに収納グッズを買ったり

ベッドカバーを買ったりと、「売るための必要経費」もいろいろかかる。


そうして、次に内覧に来られる方の予定も入り、満員御礼な

兆しが見え始めた頃に、結局一番めに来られた方から売買のお話が。

こちらがチラシに乗せた希望価格の1割引きぐらいのお値段で

交渉された。

う~~~ん。次の方も来られるし・・・入居も半年ぐらい先だし。

もう少し様子を見たいな・・・というと、不動産屋さん

「これはわれわれのジンクスですが、一番目のお客さんは大事に

されたほうがいいです。まだ先があると思ってこれを逃すと

急にぱったりとなくなったり、あとで”あのとき決めていれば・・・!”と

なることがよくありますから!!」

という。

そういわれるとなんとなくビビってしまい、結局先方の言い値で即決。

ま、ちょうど残債はぎりぎりカバーできる金額(とんとんってやつですね)

だったのでよしとしよう。


正直、もう内覧に振り回されるのはイヤだ、というのが本音。



というわけで、無事売り手も決まったのだった。

お引越しは、購入先の方の戸建完成時期の都合でおよそ半年後に。

すごく先の話ということもあって、あまり実感のないまま、

手付けを入れて契約を交わしたのだった。



そうしてあっという間に半年後!③お引越しへつづく。