壮良の熱は夜にも38度を超えたので、

薬局に薬を買いに行くことにした。


翌日小児科に行くことも考えたが、

そよという一触即発の爆弾を抱えている以上、

この導火線にウイルスの火がついたら被害が拡大するので

小児科には行かずに乗り切ろうという魂胆だ。

そのためには市販薬に頼ってみよう!ということで。


21時を過ぎていたので、とりあえず遅くまでやってる

ドラッグストアをネットで検索して、

夫に壮良そよを任せて岡本のウエルシアへ車を走らせる。


4歳児に飲ませることができる薬は限られているものの

意外と種類も豊富で、アンパンマンのかぜシロップしか

知らなかった私だが、「ねつ・のどの痛み・頭痛」に的を絞った

バファリンシロップがあったので、それを購入。

あとは、ビタミン剤的なドリンク剤(小児用)も購入して帰る。



それらを飲ませて寝かせる。明日のおもちつき、どうかな・・・。

夜中に何度かおでこを触ると、うーん、手のひら体温計で

37.5℃ってところだろうか。


しかし朝になると、37.0℃に。壮良はおもちつきに行ける!と

おお張り切りだ。

この先上がるかも知れないけれど、昨晩の熱シロップを一服盛って

とりあえず行かせてみた。

いつ「お迎えきてくださ~い」の電話がくるかドキドキしていたのだが

意外とこれがだいじょうぶなばかりか、

帰った壮良は超元気に。おいおいあの熱はどこへ・・・。



壮良に

「おもちつきどうだった?おもしろかった?」と聞くと

「うん、おもしろかった。でも、おいしくなかった。」という。

「え?壮良おもち好きじゃん。なんでおいしくなかったの?」

「あのね、壮良おいしくないから残したの。もってかえってきたよ。」

ごはんの好き嫌いが許されない我が家で、しかも

お弁当や給食を残すことは壮良史上ありえない。一体・・・。


と、持ち帰ったおもちを見ると、うす~いおもちの皮に

あんこがぎっしり詰まったあんこモチだった。


壮良は、唯一、あんこがダメなのだ。


この日は、お昼ごはんがおもちつきのお餅とのことで

お弁当も給食も無かった。

壮良に聞くと、このあんこモチが2個ずつ配られただけとのこと。

壮良は1個の皮だけ食べたようだ。


しかしおもちつきであんこモチ1種類なうえ、ピンポン玉を

つぶした程度のものが園児に2個ずつだけとは・・・。

保育園ですら、きなこ、あんこ、砂糖しょうゆ、のり・・・とかあって

加えて巻き寿司が出てたぞ・・・。


常々ケチケチ幼稚園ぶりは垣間見えるのだが、

ちょっと今日は腹が立ったのだった。


こんなしょぼいおもちつきのために必死だった壮良って一体・・・。



来年からはさほど行きたがらないことだろう。