今日はねぎぼうず文庫オープンの日

 

月曜日、いよいよ雨降るかと

思いきや、

まだまだな空模様。

 

5ヶ月のねんねのあかちゃんから

4歳児さんまで来てくれました。

 

今日、読んだのはこちら。

 

 

 

 

うわっ、写真暗っ!

夜撮るとだめね。

 

 
今日もはじめて来てくれた親子さんが

おられたので、

「はじめまして」の歌絵本から。

 

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「はじめまして」

新沢としひこ 作

大和田美鈴 絵

すずき出版

 

 

ほんとにうれしそうに笑って

身体をゆらしながら

聞いてくれてる子どもたちとママたち

 

なんと言ったらいいか、

ここからの光景は

読んでるわたしにしか見えなくて

 

絵本読めてよかったって

こころから

そう思う。

 

読み(歌い)終わったら

今日はじめて来てくれた

Rtoくんが

ととと

と近づいてきてくれたかと思うと

ぎゅ〜うっとハグしてくれて

 

Rtoくん

1歳5ヶ月にして、

おばちゃんキラーやな

 

絵本を読むとこんないいことが

あります。

 

歌絵本すごい!!

 

気をよくしたわたしは

今日は、音のここちよい絵本の

オンパレード

 

そして、合間に

モンゴル博物館でのあかちゃん体験の

話をした。

 

あかちゃんプレイ

ではない、

念のため。

 

今日はお友だちの

ゆりりんも参加してくれて

ふと思い出した

モンゴル博物館で

モンゴル語での読み聞かせ。

 

ゆりりんは以前

モンゴル博物館に勤めてて

そのときにすすめてもらった

絵本作家さんのワークショップが

その、モンゴル語での読み聞かせだった。

 

モンゴル人のご夫婦で

日本で絵本を出しておられる。

 

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「トヤのひっこし」

イチンノロブ・ガンバートル文

バーサンスレン・ボロルマー絵

津田紀子訳

福音館書店

 

全くわからない

初めて聞くモンゴル語

 

聴きながら

絵をみていると

 

「ディンドン ディンドン」という

音だけが、なぜか、何度か聞き取れた。

 

聞き取れた音が、繰り返されると

そこだけ、わかったような感じがして

その音を待つというか、

そして、またその音が聞き取れると

あ、またこの音!と

すごくうれしい感じがした。

 

あれ?これって

あかちゃんもこんな感じで

お母さんが話すことばを

聞いているのかな?と

ふと思った。

 

おぉ、これは

わたしはあかちゃん体験をしているのでは

ないか!とちょっと興奮した。

 

全然、ことばはわからないけど

低く、やわらかい、落ち着いた声で

絵本を読んでくれてる

ガンバートルさんは

きっといい人なんだろうな〜

 

だから、

ことばの意味がわからなくても

声にそのひとの気持ちがのってれば

音で声で伝わるものがある

 

だから

あかちゃんは一生懸命

音を声を聞き取ろうとしてるし

 

だから

わたしたち大人は

できるだけ心地のよい音、声を

あかちゃんに届けたい。

 

安心してね。

大丈夫だからね。

わたしはここにいるからね。

あなたがいてくれてうれしい。

だいすきだよ。

いつでもあなたの

味方だからね。

 

直接そう言えたら一番よかったんやけど、

親になったばかりのわたしは

こどもたちにそう言ってやれなかった。

 

でも、こどもに絵本を読むことは

そう言ってるのと同じことだったんだと

孫ができてから気づいた。

 

そうか、だとしたら

わたしはちゃんと伝えられてたんだ。