過去記事をみて
しつけのお勉強は 必要だよと
ここにも書いておきたくなりましたので・・・
とは言っても
動物さんだけを預ける方法では ダメです。
飼い主さまも ご一緒に
プロである第三者の目
そして タイミングよく
「そこで褒めて」「それは止めて」「今！」
そういうアドバイスをいただける先生が
私はおすすめだと考えております。
先生とならできる、のは あたりまえです。
先生もプロですから。
でも
毎日一緒に暮らすのは
そして お困りなのは 飼い主さまなんです。
だから
飼い主さまが 日常で使えるように教えてもらえるところ、
というのが 必要ではないでしょうか。
2014年の この頃
初めてクレーマーさんにお会いしました。
まだ
トリマーと動物看護士を兼任していたときでした。
そのほかの雑用も たくさんやっていて
思うように 業務を進められない日々だった、という記憶があります。
その時に トリミングにお見えになった方なのですが
『ウチノコ最優先で』と言い切った飼い主さまで
動物病院に併設のわんこ美容では
診療補助も 同時進行でしないとダメなので
手をはなさないといけない瞬間が
何度かあります。
獣医師 １人と
動物看護士 兼 トリマー(＆受付や精算などの雑用も)１人で
やりくりしていたところでしたので
どれも
お待たせしないように・つきっきりで、は
不可能でした。
でも
動物さんは とても頭の良い
そして よく見ていて 空気を読める子でもあり
飼い主さまから聞いている「その子」の姿とは
いい意味での「全然ちがう姿」を見せてくれていた子でした。
今の私でしたら
あの飼い主さまのサポートも させてもらえるかもしれないのにな・・・
「過去のこの日」としてあがってきた
過去記事をみて そう思いました。
クレーマーって
本人さんばかりが悪いわけではないんだなぁと
いろんな勉強をしてみた 現在の私は そう思います。
なんていうか・・・
インナーチャイルドが 傷ついているんだろうなぁ
というふうに 思ってしまいます
この表現、
インナーチャイルドのことを 知っている方にしかわからない表現で ごめんなさい。
小さい時に 傷ついた経験って
現代の日本人でしたら 誰でもあると思うんです。
その傷は
自覚するしないに関わらず
目に見えない部分に 深く入ってしまうんですね。
「こころ」「魂」「潜在意識」などと表現されることが多いかと思いますが
このどれもが 形がなく 実際に見えないものです。
そして
小さい子って 大人がいないと生きてはいけません。
物理的に
おっぱいがもらえないとか
ご飯や お家を提供してもらえない、っていう意味だけではなく
目にみえない 形のない「愛情」を実感できないと
実際に 生きていけないように できているようなのです。
ここで
ちょこっとずれてしまい のちのち厄介なのが
実際に「愛情」をもらえていた場合でも 傷ついてしまうこと。
それも
かなりの確率で 多くの方々が
この傷をもち 気づかずに生きていると推測されます。
そして この傷
「傷ついている」と気づいてしまうと とてもしんどいようなのです。
それこそ 生きていけないくらいに。
だからこそ
その傷を 「なかったこと」にしてしまう、
なんてことが 頻繁に起こるのです。
私の場合は 「見なかったことに」「なかったことに」「気づかないふり」をしていて
しかも 「なかったことにしていること」に 気がつけずに生きてきました。
ここは
レッスンの中で しっかりと向きあい癒す過程で
少しづつみえてきたんですね。
そして
この傷は 人や生い立ち、性格、先祖代々受け継いでいるものなどにより
さまざまなのですが
この傷があることによって
必要以上に 欲しがってみたり
必要以上に 攻撃してみたり
必要以上に 守ってみたり
必要以上に 譲りすぎたり してしまうんですね。
結果、
目に見える行動として
愛情確認をしたり
クレーマーになったり
自分を大切にできなかったり
怒りっぽくなったり・・・なんてことになります。
そういう仕組みを知ってしまうと・・・
その 迷惑な行動じたい 褒められはしませんし
とても困るのですが
なんというか・・・責められないよなあ・・・みんな同じだよなあ
って思っちゃうんですよね。
そもそも 責めたりはしませんけど
腹が立たなくなるというか。
今回 紹介させてもらった過去のエピソードは
私の中の「言えない」とか「なかったことに」
他にもあるかもしれませんが
そういった傷と
「世の中は理不尽なもの」「我慢しなくちゃいけない」って思い込んでいた傷などが
複雑にからみあって ひきよせたのではないかな
って思います。
こういう仕組みって
知らない方の方が まだまだ多いと思うんです。
私も 知りませんでしたから。
でも
自分を癒すことと同じくらい
仕組みを知っておくことも とても大事。
しつけのお勉強もだけれど
こういったことも 勉強する人が増えたら
世の中のギスギスは 減るでしょうし
しんどい方も 少なくなるんじゃないかなと 私は思うのです。
『人生、一生勉強』
これって そういうことなのかなぁと 思ったりもします。
カテゴリは インナーチャイルドにしておきます。
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