何故、それを選んだのか…?
人は毎日何かを食べる訳だが、何を食べるかをあらかじめ計画している人はほとんどいない。
その時、その時で、何かを感じて、判断して、食べている。
飲食店においても、どこで何を食べるかは、ほとんどその瞬間の判断になることが多い。
だから、「飲食店は立地」ということが言われる。
同様にスーパーやコンビニに並ぶ食品も、その瞬間に選ばれ手に取られる。
だからこそ、目を引くパッケージや、宣伝等によるイメージを浸透させておくことが選ばれるために重要なことになる。
缶ビール系の商品なんて典型的だ。
季節でデザインやネーミングを変えていく。
自分もそうだが、多くの人は、新しいモノを手に取る。
この夏は、アルコール以外の清涼飲料でもそんな商品が続々出たように思えた。
その時、その瞬間に手にとってもらうためのネーミングやデザイン。
インパクトのある派手な表現を競い合っていたようなこの夏のドリンク市場だったように思う。
そんな中、異色のドリンクを発見した。
パッケージやネーミングはごくごく地味。
インパクトがあるのとは対照的な位置で興味を引く。
…地名。
なるほど、誰もがその地名から連想するそれぞれのイメージにつながる。
「軽井沢サイダー」…。
思わず買ってしまった。
選ばれるものは、何かを感じて選ばれるのだ。
面白いネーミングだったり、派手なパッケージだったり、美味しいという口コミ情報だったり、…とにかく何かを感じなければ選ばれないのだ。
その何かを作り出していくことができないと、消えてなくなってしまう…。
飲食店も同様のことが言える。
そういうことが考えられないなら、ひたすら立地の良い場所を追いかけるしかないし、大企業じゃなければそんなことはできないので、であれば「選ばれる何か」を考えていくことが必要だ。
