TVの影響 | 『伝説』という会社の社長が書くブログ

TVの影響

先日、某テレビ番組で「くら寿司」が取り上げられていた。

この番組は、偶然自分も見ていたのだが、田中社長さんも登場して「くら寿司」の取り組みを評価する形での好意的な取り上げられ方だった。

この番組を見た『すし伝説』のお客様からメールを頂いた…。

内容は、この番組のインパクトが強く「くら寿司」に対して好印象を持った…ということ。「すし伝説」も頑張ってください…という励ましの内容だった。


ありがたい…。


今、「食」を取り扱う企業の不祥事が続々と取り上げられ、安心、安全に対するイメージがどんどん落ちてきている訳だが、今回の「くら寿司」の特集はそんな「食」の業界に、こんな考え方の企業がある…というような内容で、視聴者の受け止め方は良かったのだと思う。


で、このメールにおいてこうした「くら寿司」を競合店としてどう見ているか…?というような質問もあって、その件についてお答えしておこうと思います。


「くら寿司」の田中社長さんの講演を昨年聞いて、すぐに名刺交換させて頂き、その後メールを送らせてもらいました。返事も頂いたのですが、ホントスゴイ考え方の方で、刺激を受けました。

今、群馬県内には1店舗あるだけですが、出店は増えてくるものと思います。

この講演の時にも話していたのですが、今の問題は「人」…ということで、これはどの企業も共通の悩みだと思います。

集団としての「人」のレベルが上げられるか、上げられないのであれば誰でもできる「仕組み」を作るか…ということになります。

「くら寿司」さんは、この「仕組み」を作っていく取り組みがすごくて、今回のTVもその特集でした。


ということで、結局は「人」に対する取り組みと「仕組み」とのバランスになりますので、そのバランスの取り方における考え方での差別化になります。

この部分の考え方は、企業によって、また経営者によってすべて微妙に違ってくるものと思います。


…こうしてTVを見て、その感想をメールしてくださり、ウチの店舗の今後を心配してくださるお客様がいることが、大変ありがたく、嬉しく思います。


今後とも、よろしくお願い致します。