「ペッパーランチ」の事件 | 『伝説』という会社の社長が書くブログ

「ペッパーランチ」の事件

ワイドショーであれだけ「パッパーランチ」と店名を言われていたら、今後どんな影響が出てくるのだろうか?

一瀬社長には、数年前にいろいろ話をして頂いたこともあるし、本も頂いたし、社内報も最近まで送って頂いていた。

息子さんとは同世代で勉強会で一緒だったこともある。

『イオン高崎SC』にはFC店が出店しているし、ここまで大きく展開してきていて、今後どうなっていくのか気になる。


この事件は自分としても本当にショックだ。

飲食店が大きくなる時、仕組み作りをして、頑張っているメンバーに責任を任せていきながら店舗が増えていく。

経営的な管理は数字の確認によってできるが、個々の人間としての「心」の部分はつかみきれない。

何を考えているのか?何をしようとしているのか?…そういった部分はわからないのだ。

もちろん、だからこそ「教育」ということになるのだが、個々の人間の「心」の部分はやはり見えないものだ。


我々の会社にしても、現在8店舗でそれぞれ営業が行われている。

そのぞれの場所で、時間が過ぎているのだ。

自分は、それを報告という形でしか把握できない訳で、従業員一人一人が今何を考えて、どんなことをしようとしているのか…は、結局の所わからない。

一人一人のメンバーが、店舗において「お客様に喜ばれること」を作り出そうと頑張っていることを信じて、大きな事故が起きないことを祈っているしかできないのだ。

店舗数が増えていけば、1店舗1店舗のことを考えることすらできなくなる。


ネットの動画ニュースで一瀬社長の会見を見た。

すべてはトップの責任であるのだが、本当につらそうだった。

組織が大きくなれば、責任分担を分けて責任を持つので、トップの意思に関係なく動いていくことが多くなる。

それでも、何か問題があれば、それはトップの責任なのだ。


今、我々の業界は、極端に巨大化する企業が続々と出てきている。

「食」という仕事は、すべてを「人」が創り出すものなのだが、その「人」の「心」は見えないもの…。

我々の業界では、集団が大きくなればなるほど、どうやって「人」の「心」を確認していくか…ということが最重要になるのだと思う。


被害にあわれた方と、そのご家族のことを思うと、犯人は許せない。

「ペッパーランチ」と、一瀬社長には、何とか頑張って欲しい。

…としか、今は言えない。