あっちの選挙にも注目しないと…。
今日は北部の既存店の契約更新に関しての相談に…。
この店舗のある地域は、数年前に新しい道路ができて、ウチの店舗のある街中はシャッター街になってしまった。
やはり店舗の売上も厳しく、賃料の大幅減額をお願いする。
今日はお互いの考えを出し合って、検討してみることになった。
この地域…、前回の町長選挙で若い町長が過去の流れを変えて当選した。
町としての意思決定の遅れから、隣の町に大型施設や総合病院がどんどんできて、この町の人たちもどんどん隣町へ動いて行く現状…。
そんな過去を反省し、今大改革中なのだそうだ。
これから、新しい企業の誘致も決まっているので、街中もこれから活性化するはず…と、不動産オーナーさんは言っていた。
こうして、お互いにいろいろな話をしながら、契約条件のすり合わせをしていく…。
こうした古くから営業している店舗の契約内容は、古ければ古いほど問題の多い契約書になっていたりする。
外食産業は1997年までは業界が成長してきたので、賃料や更新料等いろいろな条件が高騰する内容だったりするのだ。
ウチの会社は父親が創業して26年…。
自分が会社に入って、12年…。
社長になって、5年…。
既存店の契約も引き継いでいる形なので、今になって発見する問題点もいろいろ出てくる。
そんなこんなで、あれこれ勉強しながら交渉をしている。
今日はちょうどこの町の町議会議員選挙の選挙活動真っ最中で、選挙カーが走り回っていた。
我々の店舗は、町が活性化しないと繁盛しない。
出店地域の政治活動も正直店舗の営業を左右することになる訳で、気にしないといけない…。