「食」に対する不安感 | 『伝説』という会社の社長が書くブログ

「食」に対する不安感

鳥インフルエンザのニュースが本当に不安だ…。

どこで出るかわからないし、これが宮崎以外の別の地域で続いたりしたら深刻なことになると思う。

去年のノロウィルス騒ぎで生食の「食」に対する影響が大きかったが、今回は「とり」に関しての影響だけでなく、「食」全体に与える影響になると考える。

何とか、このニュースだけで収まって欲しいと思うのだが…。


それと一緒に「不二家」の問題…。

もう今や企業としての問題が次から次へと出てくる。

こうなってしまうと、しばらくはどうにもならない。

一生懸命にやってる社員さんも多くいるだろうし、そういう方がかわいそうだ。


「消費期限」…ということに関して言えば、これは人間が作って決めたものだ。

元々の原料である食材には、「賞味期限」「消費期限」という考え方は当てはまらないという考え方もできる。

人間が原料に手をかけて作り出した「食品」に対しては、作り出した側が安全・安心の責任として「賞味期限」という目安を研究に基づいて知らせるものだと考える。

自然から生み出された食材は、作り出しているのが自然なのだから表現のしようがないと思う…。

例えば、「りんご」はこの時期から長期保存をして夏近くに販売したりする訳だ。

自分の周辺地域が「りんご」生産地だからいろいろ知ることがあるが、「りんご」をジュースにした場合、この地域では「りんごジュース」の賞味期限は製造日から6ヶ月間と決められている。

でもこの「りんごジュース」が、6ヶ月間を過ぎても問題なく飲めることは製造している農家の人は誰もが知っていることだったりする。

でも、決められている以上6ヶ月という賞味期限を明記して出して販売しなければならないし、賞味期限が過ぎた「りんごジュース」は捨てるしかないのが現状だ。

自分もこの「りんごジュース」を捨てる作業を手伝ったことがあるが、正直「もったいない…」と感じるものだ。

日本で廃棄される食品の量はよく問題になったりする。

製造に携わって、賞味期限という基準を決めたことがある人は、誰もがその矛盾を感じているものだと思う。


だから、製造工場の使う原料において、この基準の捉え方に甘えが出てくる。

食品加工工場で使う原料食材…。


そして一度問題が噴出してしまうと、どうにも止まらなくなってしまう…。

その結果、業界全体に大きな影響を与えることになってしまう…。