つらいことが起きる前に…
先日、取引先のある業者さんが会社に来た。
支店長さんと営業担当者さん…。
神妙な顔つきで、ポツポツと話し始めた…。
その会社が業務を大幅に縮小する決断をして、年末年始の対応で迷惑をかけるかもしれない…という話だった。
実は数ヶ月前から、この業者さんが危ないんじゃなか…という噂が業界内で流れていた。
ウチとしては、取引材料を他社にも確認するようにしていて、もしも…の時の対応は進めていた。
だから、急激に大騒ぎすることではないのだが、話を聞いていていろいろ思うことがあった。
すべての出来事には、その前段階で前兆があるもの。
その前兆の段階で何らかの手を打てれば、何とかなることもある。
「会社が考えていることがわからない…」
…と、うつむいて唇をかんで話す二人の姿に同情の感が沸いた。
ただ、こうなる前に何とか行動が起こせなかったのだろうか…ということも思う。
会社業績というものは、従業員の誰もが気付けるものだと思うのだが…。
例え、業績の良い支店にいたとしても、会社全体でどうなのか…ということを意識しておくことは必要だと思う。
全体のことを、「他人事」と捕らえるか、「自分のこと」と考えることができるか…だと思う。
これは自社内においてもそう言いたい事だし、同時に世の中全体においてもそうだと思う。
だから、何を言いたいのかと言えば、世の中、「国」も一緒で、自分の身の回りに特に危機感のあることの実感がないとしても、実は大変な状況だ…ということに気付いて、何らかの行動を起こしていかないと、やがて愕然とする現実が起こることになってしまう…と言うことだ。
とにかく、「国」は大変な状況にあるという現実は変わっていない。
ちょっと景気が上向いたとかで大げさにニュースが流れたりするが、本質は何ら変わっていない。
現状はもっともっと深刻なのだ。