長所が短所になる時。
皆さん初めまして池田ライムです。
今回は、私が常々考えている事について少し書いてみようと思います。
皆さんは人生で何度か自身の長所と短所について考えた事はありませんか?
例)自己紹介、面接、オーディションなど..様々な場面で考える時はありますよね。
一見単純な内容に思えますが、深く考えていく内に本当の自身の長所と短所が見えてくるかと思います。
私は幼少期の頃からすごく好奇心旺盛な子で、色んな事に興味を持ち、尚且つ行動力もあり、様々な事に挑戦して来ました。周りの人とは少し違って、変わった物にも興味を持ち、興味を惹かれたらすぐ行動して取り組みます。
大人になるにつれ、それは私の長所であると思い、自己PRの場では必ず
「長所は、好奇心旺盛な所と行動力がある所です。どんな事にも興味を持ちその瞬間に進んで取り組みます。」と言っていました。
ですが、やはり長所があると言うことは短所もあるということ。
私の場合、頭でわかっていてもなかなか克服出来ない短所がありました。
それが「飽き性」という短所。
それって怠惰なだけなんじゃないの?と思われるかもしれませんが、私は長年こいつと向き合ってきましたがなかなかすぐ直る訳では無いと言う事を痛感しております。
「好奇心旺盛」「行動力」と「飽き性」は紙一重だと思っています。
様々な事に惹かれる性格なので、興味を持ったらすぐに挑戦し、次に興味が移るまではしばらく熱中します。そして次のものに興味を持ってしまったら、今まで熱中していたものはすぐに飽きてやめてしまうのです。
正直今の自分は、まるで赤子のようで脆く危うい性格だなと感じております。
私の思う行動力
(始めるのも早い=辞めるのも早い)
以前の私は自身の事を過大評価していました。
物事に大して偏見なく興味を持ち難なく取り組める事に対して、長くやれば突き詰めることが出来るはずだと、自身のスキルアップに繋がると思っていました。ですが、飽き性な事が原因で仕事、趣味、どれもすぐに辞めてしまい、何一つ突き詰める事は出来ませんでした。
成長したいと言う心の裏腹に、飽き性と言う事で、
自分で自分の人生の邪魔をしているのです。
頭では長く続ければすごいスキルが身につくと強く確信しており、辞めても「自分には合わなかった」「やってみないと分からない」「もっと他に自分に合う事があるはず」と何かのせいにして次を夢見るのです。
いつしか私は自分の長所に悩まされるようになりました。自分には夢があり、やりたいことが沢山ある中で、続かないもどかしさ。我慢する事に対しての意志の弱さ。
私は自分の事を考えていくうち、様々なことを調べていくようになり、自身のこの現象は一種の
ユートピア症候群なのではないかと考えました。
私は変わりたいのです。
現実的な考え方をして、今は1年後、2年後ではなくまずは明日、明後日の事を考えられるような自分になりたいのです。
今はまだ家族や周りの人に支えて貰ってばかりで、私からはまだ何も恩返しが出来ていません。
私が立派な大人になるまで、これは永遠の自分の課題として常に考えて行きたいと思っております。
池田ライム 22歳