高校サッカー選手権
ベスト4が出揃い、高校サッカー好きには益々楽しみなことでしょう。
そんな高校サッカー選手権、ツイッターやらSNSでロングスロー、ロングキック等の各校のプレースタイル云々で盛り上がっています。
「ロングスローを多用しすぎる。」「ハイプレス」「直ぐ蹴る。」「縦ポン」「単なる陣地取りだ。」…etc
今回の選手権で勝ち残っているいくつかの強豪校が正にそれだと…
確かに今回観戦してみて、そう感じられるのは、解らなくもないです。
ただ、それが各校のプレースタイル
選手権を勝ち抜く、「勝つため」のスタイルだと思うのです。
プロでは、ないのです。
かつての、バルサの華麗なポゼッションに魅せられ、そしてロシア杯でのフランスのような縦に速いサッカー…
そんなサッカーが観たいですよね。
未来の日本のサッカーを見据え、高校年代からポンポン蹴ってるだけではダメだろう…なんていうのも大いに解ります。
ただ、プレースタイルは時代によっても変わっていくし、チームによっても違います。
今は、これが「勝つサッカー」なのでしょう。
今後、時代も流れ、技術も上がり、高校サッカーのスタイルも変わっていくのではないでしょうか…
流経の本田監督もしっかり考えていましたね。
そして、そんな高校サッカー選手権を機会があって応援団側で観戦させていただきました。
周りから聞こえる歓声は、
「蹴れ!」「取れ!」「走れ!」「頑張れ!」
ただそれだけの、家族や、小さい子供やらの精一杯の声援でした。
ふと感じました。
私もサッカー経験者、いろいろプレースタイルやら何やら講釈たれたくなりつつ応援するも、周りの声援は、そんなことはお構いなし、そもそも、眼中にないですもんね!
かえって、清々しくもあり、楽しめたし、熱くもなれました。
高校サッカー…
これもサッカーだし、楽しみ方の一つだと思います。