オトナの学校 | GKからの挑戦 〜続・小さなGK〜

GKからの挑戦 〜続・小さなGK〜

息子のサッカー奮闘記とオヤジのあれこれ

昨年末に、GKスクールの座学が「プロ選手とその後」というテーマで実施されました。

オヤジは、仕事で参加出来ませんでしたが、代わりにカミさんが参加しました。

その講義で、「オトナの学校」というTV番組の「武井壮」さんの回が紹介されたのですが、カミさんが「良かったよ!観てみたら」というので、観てみました。


なかなかいいですね。

「武井壮」さん、ただの運動ができるタレントぐらいにしか見てなかったのですが・・・


 
「大人の育てかた」という部分でも考えさせられますが、子供の育成についても語っており、考えさせられました。

少し、紹介します。



スポーツを極めるのは、ギャンブル

やはり、日本でスポーツで食べていこうと思ったら、まだまだ厳しい。
極めていっても、プロになるのは僅か・・・

重々、承知なんですけどね・・・


そんな道を息子に勧めるのか・・・

ただ今は、ホントにサッカーが好きなんです

息子には、いろいろなスポーツをやらせていますが、サッカーだけは押し付けたことがありません。
だから、サッカーに関して今は、思うようにやらせている感じです。



自分の身体を分かっていない

これは良く解ります。
コオーディネーションという、ドイツの運動トレーニング法があるのですが、それでも言われてます。
特に、現代っ子は、やはり過保護に育てられている部分が多く、自分の身体の調整や限界、能力を分っている子が少ないです。
少し別の話になりますが、現代の子は、サッカーが上手くても体育の成績が悪いという子も多いと聞きます。
将来を考えるとジュニアやジュニアユースの年代では、こういった運動能力を鍛えることも必要だと思います。



物事の価値を生むのは、人が求める数
自分のやっているスポーツの価値

クオリティーの高さだけでは、ただの自己満足になってしまうのですね。

確かに、サッカーが上手くなって、試合に出て、試合に勝って、認められて、強いチームに行って、強い高校に行って、Jリーガーになって、ヨーロッパに行って・・・

人が求める価値は?どこ?何?

また、武井壮さんいわく

自分のやっているスポーツの価値も知らずやらされ、自分の思ったとおりに動かない身体を使って、上手くいくかどうかわからない確率の低いスポーツをやり、そのトップを競わなくてわならない

そんな、ジュニア育成の波に、実はもう乗っているのかもしれない・・・

そこは、しっかり見極めて、考えていきたいと思います。



今度、息子と「サッカーの価値」や「サッカーを通じて何をやりたいのか?」

ゆっくり、話をしてみたいと思います。