野菜をメインに据えることで女性に人気のイタリアン、AWキッチン。バーニャカウダが有名な中目黒の店は、いつも満席で予約がとれず、ランチ接待の機会があり、この丸の内店 を初めて来訪することになった。ランチのメニューは2種類で、パスタコース(2,800円)とそれにメイン(肉か魚の一種類を選択)が付いたランチコース(3,800円)のどちらかを選ぶことになる。

パスタコースは、お野菜をたくさん使った前菜ビュッフェ、6種類からお選び頂くお好みのパスタ、デザートビュッフェ&コーヒーor紅茶 と多くの女性の琴線に触れるようなメニュー構成となっており、実際、ランチの値段としてはかなり高額なこの店であるが、女性客が多く、かなり繁盛していた。

メインは鶏肉のコンフィかイトヨリのポワレと、あまり食指が動かないメニューだったので、パスタコースをオーダーした。パスタはごぼうのスパゲティトマトソース、からすみのスパゲッティーニ、白葱のペンネ、鶏肉ホワイトボロネーゼのタリアッテレ、きのこたっぷりのリゾットから選択できるが、キノコのリゾットを選択。

まずは前菜ブッフェ。経営者である渡邊シェフ お得意の野菜料理がふんだんで、各種のサラダ、南瓜のサラダやポトフ、ブルスケッタなど種類が豊富にある。さすがに、野菜料理はおいしく、ブッフェなので好きなだけいただくことができるので、満足度が高い。

次に、リゾットが運ばれてきたが、かなりポーション的には小さい。グルマンは前菜かデザートでお腹を満たせ、ということなのだろうか。ただし、味はとても良く、美味しかった。

そして女性がいかにも好きそうなワゴンデザート。多くの味を楽しめるようにとの配慮か、ひとつひとつが小さい。皆、数種類を選択することになるのだが、モンブラン、レアチーズケーキ、トマトのシュークリーム、ガトーショコラ、洋ナシのシャーベットをいただいた。ショートケーキやオレンジケーキ、りんごのムースなどは見送ったが、全部食べても大丈夫なくらいにかわいいデザートだ。最後のコーヒーはちょっと冷めていた。

PASTA HOUSE AWkitchen TOKYO
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
ランチタイム禁煙