Oazoにあるねのひ は、17世紀に創業した名古屋にある老舗の蔵本「盛田屋 」直営店の居酒屋で、ランチ営業はプチ高級な定食が中心である。

ランチの定番は「おばんざいランチ」であり、名古屋なのに京風の「おばんざい」とは違和感を持ったので、20食限定の牛筋ランチにするか、焼魚にするか迷った。が、結局定番の「おばんざい(1,360円)」を注文した。

オーダーすると、間もなく、
・漬物三種(奈良漬・大根など)、じゃこ
・寄豆腐(岩塩つき)
が最初にサーブされる。

豆腐に塩を振って、味わっているうちに

・ご飯
・おばんざい盛り合わせ(卵焼き、ししゃも、きんぴら、芋の煮ころがし、ほうれんそうのおひたしなど)
・赤出汁の根菜たっぷり味噌汁
が供された。

赤出汁の味噌汁はもちろんのこと、おばんざいは、どれもやや強めの塩梅となっていて、ご飯との相性は悪くない。御飯はお替りが自由にできるので、2杯くらいお腹に詰め込む事は容易だ。ただ、おばんざいはサイドメニューの盛り合わせみたいなもので、これといったメインがないことから、なんとなく消化不良的な感じもしなくない。味噌汁は、八丁味噌を使用した濃い味付けであり、根菜類がたっぷり入っているのが良い。コーヒーなどは別料金だったが、どうせならセットにしてくれれば良いのに。

蔵人厨ねのひ~丸の内店
東京都千代田区丸の内1-6-4 6F
03-5288-1101