丸の内と大手町の中間に位置するOazo の「つばめkitchen」を目当てに、Oazoの5階まで駆け上がったが、11時30分の時点で早くも行列ができていた。やむなく、ボリュームを求めて近隣の中華「The Orchid」を選択。

この店は、飲茶を中心とした新しいタイプのカジュアルレストランを志向し、維新號や點心茶室などをチェーン展開している「ウェイシン」が経営する上海料理店である。東京駅に面した店内は明るくて高級感があり、昼食時は全面禁煙である。


平日限定、一日30食のみのウィークディ・スペシァル(スペシャルではないらしい)はを選択。内容は


・ 本日の料理 (揚げた豆腐と豚肉のあんかけ)
・ 本日のスープ (コーンスープ)
・ ご飯
・ 香の物
・ 本日の点心 (シュウマイ)
  または 
 本日のスウィーツ (杏仁プリン)


で、点心を選択。


まずは点心が運ばれてきた。黒酢をつけて頂いたら、なかなか美味しい。やや間をおいてスープとメイン、ご飯とザーサイがまとめて運ばれてきた。メインのお料理は良く言えば、ご飯がすすむパンチの効いた味。悪く言えば化学調味料がしっかりと添加されている味である。味つけが濃いので、小ぶりのお茶碗の中のご飯はすぐになくなった。そこで、ご飯のお替りを頼んだら、途中で忘れたらしく、催促するまで持ってこなかった。またお茶も湯飲みが小さく、ポットでサーブしてくれない割りに、なかなか注ぎにこないので、いつも湯飲みの中は空の状態。サービスは改善の余地が大いにありそうだった。


店の雰囲気は悪くなく、点心はまずまず美味しかったので、点心が中心のコース(1,890円)ならば満足できるかもしれない。ただ、通常のランチコースを目当てに訪問するかと聞かれたら、現状では難しいだろう。


The Orchid
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-4 5F
03-3216-5001