今日は久しぶりにスポクラ主催の皇居の周回トレーニングに参加。気温も低く、空気も澄んでおり、気持ちのよいランニング日和である。
今回のトレーニングにはPOLAR社 のご厚意により、心拍モニターを使用した心拍トレーニングを行うことができた。一般的にランニングのトレーニングでは1kmを4分30秒などと速度で運動強度を表現することが多いが、実際は、ランニング速度が一定でも勾配や風速、温度など諸条件によって運動強度が異なる。このため、心拍数をモニターすることで運動強度をコントロールすることが理想的なトレーニングとのことだ。
この心拍モニター(商品名RS100、定価15,540円)は、胸部にベルトで装着してパルスを送信するトランスミッターと腕時計型のレシーバーから構成されている。レシーバーには時計機能やストップウォッチも搭載されており、ランニングには便利な仕様となっている。もっとシンプルなストップウォッチがついていないものでは7,140円で、それほど高くないようだ。
さっそくランニングを開始すると、たしかに徐々に心拍数が上がっていく。今日の練習は、あまり速度を上げずに1kmを5分弱程度のスピードで走ることを心がけていたが、心拍数はやはり上り坂では上昇し、だいたい上が150、平坦な道で140くらいのレートであった。3周目にやや速度を上げて1kmを4分30秒くらいにすると、向かい風の上り坂では160近くまで上昇、4周目にクールダウンで1kmを5分30秒に落とすと心拍数は140以下に落ち、心拍数は素直に反応することがよく分かった。
走っているときの暇つぶしには絶好のおもちゃであるが、どうしても心拍数を一定にしてランニングすることができずに、一定速度で走ってしまうので、心拍数によるトレーニングは向かないからいらないな、と思った。
ところが、しかしPOLARの方にお伺いしたら、なんと上級モデルのRS200sdでは、シューズに装着するセンサーが付属しており、スピードメータ機能が付加されるとのこと。そして、速度が遅くなったり、速すぎたりすると、アラームで知らせてくれる機能もあり、かなり便利なようだ。お値段は35,700円とやや高いのだが、ちょっと欲しくなった。ホノルル完走したらご褒美に買おうかな。