先週の日曜日は初のハーフ。しかも高低差が280mというちょっとした山岳コースの越後湯沢ということで、スタート前はややナーバス。土曜の前夜祭では、地ビールが飲み放題だったが、ちょっとセーブして(よくジョッキ4杯で我慢したものだ)、21kmに望む。
当日は朝から小雨が降り、会場の陸上競技場は泥沼状態。受付で参加賞の新米コシヒカリをもらうまでに、せっかくの新しいレーシングシューズが泥で汚れてしまい、かなりブルーな気分。しかし、9月3日のチャリティランのような灼熱状態に比べると、ずっとマシ。というか、足下のコンディションさえ悪くなければ、雨は嫌いではない。
3kmや10kmの組が次々とスタートして10時40分にいよいよハーフの部がスタート。
前の方だと、泥の競技場をビチャビチャと進まなければならないので、端の比較的コンディションの良いコースを選んでスタート・ラインに向かうが、大半のランナーが同じことを考えており、両脇に2列の行列ができる。スタート・ラインを通過しても、しばらくはこの状態で、グロスのタイムはもとより、ネットのタイムも1分くらいロスしたようだ。
競技場をでて、ロードに入れば、気を取り直して進むがすぐに上り坂となる。そう、280mの高低差のうち250mは最初の6kmに集中しており、前半はきつい上りの連続となっているのだ。
特に5km近辺のワインディング(いつも愛車で飛ばしている道)は、排気量によっては車でもきついような急坂で、息が切れるが、前半は1kmを5分を切るペースでなんとか乗り切れた。
6kmを過ぎると、今度は10kmくらい下り坂。実は下りはあまり得意でないので、上り以上にナーバスだったが、周囲のペースがあがったものだから、一緒についていくと、なんと4分フラットから4分15秒/kmのハイペース。こんなペースでは心臓も足も持たないのに~と思いながら、走っていたが、結局下りきってしまった。途中14kmのところで、ゴールに向かって折り返してきた先頭のオツオリ選手とすれ違いながら、2/3が終わったことを実感し、「意外と楽かも」なんて思った。
15km過ぎからはやや上りが多いが、4分30秒~4分45秒/km程度のラップで結局競技場までたどりつき、ネットでは1時間40分を切るのが確実と分かっていたものの、ネットでも1時間40分を切れそうなことが分かると、泥の競技場にもかかわらずスパート。なんとかグロスで1時間39分台
と、予想よりもかなり早い好タイムで初のハーフを完走。
しかし、フル・マラソンはこの2倍の42km。35kmを過ぎてから長そうだなぁ。