2024/01/05(金)     天候 : 晴れ時々曇り

 

 

コース : 葵高原-稜線出合-青笹山-稜線出合-細島峠-仏谷山-地蔵峠-正木峠-葵高原

 

7:55出発  12:55帰着  5時間00分

 

 

 お山のお話より先に読書のお話から。昨年末にBOOKOFFで購入した高橋三千綱氏の小説「少年期」。芥川賞受賞作で彼を世に出した「九月の空」の続編です。読書を逃げ道にしていた二十代前半の私、彼の短編集はよく読んだものです。「天使を誘惑」「朝はひとりが一番いい」等。

 Amazonで「九月の空」を購入し二冊を通読。年末年始は高橋三千綱氏の世界観に30年以上の時間を空けて浸りました。有楽町のよみうりホールに彼の講演を聞きに行った頃が懐かしい。まだ私が18歳の頃「南極でオン・ザ・ロック」の著者と紹介されて、ゴルフクラブ(確か5番アイアン)を片手に登壇した姿がかっこよかったっけ。

 すでに鬼籍とは知らなかった。映画「スローなブギにしてくれ」では俳優もしていたんだよね。記憶力の良すぎる私の脳ミソ、それが常に飽和状態であることを改めて実感です。

 最後にオチは付けますよ。私のこの記録の題名「山は一人が一番いい」。もちろん「朝はひとりが一番いい」から閃いたものでした。後立山の稜線を唐松岳から五竜岳へ向かっている最中にね。

 

 

 さて、お山のお話ですね。何だか長い与太話でどうでも良くなってしまったよ(笑)。

 

 

 青笹山も7年振りとなりました。安倍奥の山々、山伏や真富士山へはお花の季節はせっせと通いましたが、なんだかね、時間の流れが速すぎて・・・少し寂しいね。

 

 

 稜線上の陽射しを求めて西側斜面で汗を流して稜線出合。青空が眩しく富士山の大沢崩れもハッキリと。でもね、登頂したら富士山は雲に隠されるし、頭上には暑い雲が流され続けるし。天気予報を信じて山頂で時間調整を。そして、やっと青空山行。ピストンを予定変更、地蔵峠まで稜線上の富士山祭り。南アルプスの明石や聖もはっきり見えて、良かった良かった。正木峠から車道歩きを30分。気もち良い山行となりました。