2017/08/08(木)     天候 : 快晴

 

 

コース : 別当出合駐車場-別当出合登山センター-観光新道-別当坂分岐-殿ヶ池避難小屋-黒ボコ岩-白山室堂ビジターセンター
 
7:30出発  13:35到着  6時間05分

 

 

 憧れの山、白山へ。この夏、初めて快晴の空の下。充実の二泊三日、贅沢山行。北陸遠征を満喫です。

 

 

 白山を意識したのは7~8年程前になるでしょうか。初めて御嶽山へ出向く時、レクチャーを仰いだ大先輩から、「白山の眺めがよく、きっと行きたくなりますよ」。そして、良く晴れた御嶽山から眺め、行きたくなってから短くはない月日です。

 

 

 ハクサン〇〇〇。つまり、ハクサンイチゲやハクサンコザクラ等。初夏に心を奪われる、可憐な花々の本家本元へ。少しだけ遅れ加減は、仕方がなかった梅雨寒の今年。上記の二種は見られませんでしたが、ハクサンフウロが満開のお花街道。自宅から六時間以上の移動で目にした幸せです。

 

 

 平日はマイカー規制外のありがたさ。最上の駐車場である別当出合まで進めます。深夜二時頃に到着、標高1,200m程ならば真夏の車中泊も苦になりません。

 

 

 荷揚げヘリコプターの爆音で目覚めた六時過ぎ。片道山行の初日ですから、もうすこしだけ、ゆっくり眠っていたかった。二度寝の出来ぬ齢を迎えた寂しさです。そして、五分程歩いて登山センターへ、二本ある主たる登山道を選択です。地元のハイカー氏に教えを乞うて、お花と眺望ならば“観光新道”、しかし、行程は厳しめと。なるほど、殆どのハイカーは、もう一本の道“砂防新道”を進みます。

 

 

 標高1,200mを越えた登山道ですが、灼熱の太陽の下、強烈な暑さは堪えます。そして、長く感じる道のりです。稜線に出会うまでは階段状の急登路。そして、稜線上も予想外な急傾斜が続きます。風が涼しくなったことが幸いか、右手に別山の稜線、左に白山釈迦岳の稜線の眺めが見事です。

 

 

 黒ボコ岩を過ぎ、正面に御前峰が聳える弥陀ヶ原。そこの静寂さが素晴らしい。そして、快晴の青空の下、室堂ビジターセンターに到着です。寝床の御前荘に案内されて、身支度を済ませてビジターセンターへ再び。生ビールを注文し、立ったまま一気に飲み干してしまいました。最高の一杯となりました。そして、二杯目を持ってベンチへ移動、愉快な山談義の始まりです。