ここからは、不快に思われる方や、フラッシュバックされる方もいらっしゃるかもしれません。
すみません。
苦手な方はスルーしてください。


令和5年6月12日


長男が、夕食後、自室へ戻ろうとした時、私の姉からの電話。
内容は携帯を楽天モバイルにしようという相談。
長男と私は楽天モバイル。
姉が、長男に、
「ねがー、楽天使い心地どう?」と。
長男は、ニコニコしながら、「うーんあんまり。今の機種画面でかいし、使いにくい。iPhoneほしーい!」
と私に笑顔で言ってきた。

長男が、自室へ戻る途中での会話。
居間の透明ガラス扉を閉めるときの会話。
閉めた後も、ガラス越しに、笑顔で携帯を見せつけていた。
iPhoneほしーい。
それが、最後の会話。
顔の横に携帯を並べて、携帯のデカさをアピールしながら、iPhoneを欲しがった最後の笑顔。

今でもハッキリと思い出します。

その後、私は体調良くなかったから、早めに寝るよと相方に伝え寝室へ。
いつも、寝室のドアは全開で寝ています。(理由は、子どもたちの、夜更かしを把握するためみたいな感じです。)

その日はすぐに、眠りにつきました。次男も相方も寝たのも分からなかった。


深夜2時25分頃。
長男の部屋から、ヴぅー大きな長い叫び声?唸り声が
聞こえた。
小さい時から、たまに叫んで起きる事があった長男。
また、悪夢でも見てるのかなと思った。
少し、寝室から聞いていたが、長い唸り声。
飛び起きて、長男の部屋へ。
長男はまだ唸っていた。壁の方を見ていたため表情は分からない。
長男に
「何叫んでらの?ないでらの?おいれ近所迷惑だね!」と足を叩いて怒鳴った。
すると、すぐに叫び声は止まった。
「どしたんずや?なんか悪い夢でも見たんずな?」と足を触っても返答もないし、ピクリともしなかった。
まだ、その時は、最近色気づいたし、失恋でもして泣いてるのかとしか思っていなかった。


あまりにも返答がなかったため、手を引っ張って正面を向かせようとしたが、重くて出来なかった。

その時、急に恐怖を感じた事は覚えている。
すぐに、相方を大声で起こすと、長男の部屋へ飛んできた。

私は相方に、
「ねが、おかしい。とりあえず正面向かせて」と伝えた。
正面を向いた長男の姿に、直ぐにこれはヤバいと思った。
尿失禁していた…
一気に恐怖と震えがきた…
これは、ただ事じゃない!
すぐに呼吸状態と頸動脈を確認したが、その時点で一刻も争う自体だと確信した…

直ぐにベットから長男を床に下ろし、心臓マッサージを開始して、相方に救急要請をお願いした。
でも、相方もパニックの中、携帯を探すのに時間がかかっていた。
焦りと恐怖とで、手が震えていた。その上、携帯が見つからないという、相方に叫んで怒鳴っていた。
私は、パニックになりながら、長男の名前を叫び、心臓マッサージと人工呼吸を繰り返した…

お願い、早く救急車をと…