令和5年6月12日。



私は朝から日勤の仕事。
私は朝が苦手で、いつもバタバタ忙しい。
しかも、その月は実家が田植えの時期で、長男のいつもの送迎は私の母がしてくれていたのですが、私の相方が二種間、高校までの送迎をしていた。
朝、時間が無いのに、
長男から、
「せっかく、マッシュカットにしたから、髪アイロンでセットして~」と無邪気に甘えてくる。(これが、2週間くらい続いた)
最近、色気づいたなと思っていたし、髪のアイロンなんて自分でやってよーと言いながら、内心嬉しくてキレイにセットしてあげた。
そう、あの日の朝も。
バタバタしながらも、体調悪くないよね?と、確認。
「大丈夫!」とハニカンだ笑顔で返事。
私は、唐揚げ1個つまんで出勤。
通勤途中、胃痛に襲われた。
唐揚げ重かったかなと思っていた。
午前10時頃、異常な胃痛のため仕事に集中できず、師長に相談し、仮眠室で1時間時間休をもらい休んだ。
今までに経験したことのない痛み。
なんだろ…このまま当院の内科に診てもらった方がいいかな、と考えている内にだんだんと良くなった。
午後は、胃痛も軽減され普通に仕事ができた。
なんだったったんだ?と不思議に思っていた。

仕事終わりに、今日は体調あんまり良くないから、スーパーで惣菜でも買ってかえるかと思い、近くのスーパーへ。
また、長男は塾があり、帰りは9時くらいになる予定だなと考えてはいたが、午前中の激痛の胃痛のため、何も作る気はなかった。

惣菜コーナーで、長男の好きなアジフライが!私はあまり好きじゃないので、年に1回買うかどうかのレベルの、アジフライをその日は買った。(長男が5月の上旬に受験や恋愛で悩んでいたのか、機嫌が良くなかったため、好きなアジフライで喜んでもらおう作戦)
その他にも、大好きなうどんも購入。

帰宅して、テレビを見ながらいつもの酎ハイを1本開けた。(胃痛があっても、午後は胃痛はなかったが心身共に疲れていたため、早く寝ようと酒を飲んで眠気を誘った)

19時11分。長男からLINE。
「塾の時間変更。おばあちゃんに9時半に迎えに来て欲しいと、電話して」と。(塾の送迎も母がしてくれていた)
私は「りょかい」と返信。

その後、長男は22時頃帰宅。
帰宅後すぐに、「腹減ったー。今日初めて塾の先生時間押してるから1時間待たされたんだけど」と。
怒ってはいなかったが、ニコニコ愚痴を言っていた

いつもは、自分で温めて食べてねと言うはずが、その日は、待たされた挙げ句、腹減りすぎてて可哀想だなと思い、アジフライ2枚とうどん、ご飯をレンジでチンして食卓に並べた。
美味しいとは言わなかったが、ご飯をおかわりして2杯完食。
飲み物なにかあるか聞かれたため、その日にスーパーで購入した、期間限定?味のファンタあるよーと伝えた。
?味に興味津々の長男と次男。
味当てゲーム大会が開催。
私、長男、次男、相方で回飲み。
長男は、不味い!漢方薬の味する!
次男はショートケーキ
相方はアップルパイ
私は全然分からなかったが、漢方薬では無い事は確かだと思った。
その時も、味覚障害あるんじゃない?と頭をよぎった。
しかし、久しぶりのたわいもない会話で、ゲーム感覚で楽しかった。
ちなみに次男は入浴前の裸族姿で飲んでいた。
それが、次男は、長男と最後の会話であり最後の姿となってしまった。