今回は「答えを聞きたがる」についてお話しします。 

 

利用者が何か不具合を訴えたときに答えだけを聞いていませんか? 

私が思うにそういう人は何度も同じミスを繰り返します。 

それは「なぜそうするのか?」という理由がわかっていないからです。 

算数で導き方をしらずに答えだけ教えてもらった感じです。 

それでは自分で解こうにも解けないですよね? 

もちろん利用者の要望に先に答えるためにとりあえず答えを聞くのはいいと思います。 

ただ答えだけ聞いて理由を知ろうとしないのは私個人としてはNGですね。 

現に理由をきかない人ほど何度も間違えを繰り返しています。 

理由を説明しても「はいはい。」程度に流す人は、そもそも覚える気はなく自分本位なケアをする人だと思います。 

心のどこかで「そんなんどうでもいいから!」的な事を思ってるかもしれません。 

私は以前に説明していると私の話をさえぎって、「結局どうしてほしいん?」と言われたことがあります。 

確かに話が長くなり時間が押してるなら「あっ、すみません。○○して。」と言いますが、ケア内容はすべて終わり退出まで15分程度ありました。 

そのひとにはとりあえず○○してと伝えて対処してもらいました。 

次以降もその人は同じ事がわからず、私は同じ事をいいつづけてその度にその人は「だったね。」と言ってますわ(笑) 

 

またすぐに答えを求める人は応用が利かない人が多い。 

例えば 

「□□してください。」と「□□してください。××という経緯があったので。」を聞いたときに前者は単に要望をその状況でのみ叶えていますが、後者のように理由を付け加えると「なら■■や●●の時も□□した方がいいのかな?」と物事を関連付けやすい可能性があると思います。 

私は介護者には事あるごとに「物事には根拠がある。だからそれを知ることで「なんでそういうことになったのか」がわかり覚えやすい。」と言ってます。 

まあ、一つの考え方ですね(笑 

介護者の皆さんは面倒くさがらずに「何でだろう?」という常に疑問を持つようにしてほしいです。 

そして関連付ける発想力を持つといいと思います。 

上記の例えでいうと、おそらく利用者の中には「少し考えたらわかるやん」と思っているのではないでしょうか? 

私はそう思うタイプです(笑) 

私は初めは「□□して。」と伝えており、応用力のなさに腹を立てていました。 

そんな時に妻が「考えることをしてこなかった人には考えるという習慣がないから、そもそも何をどう考えたらいいかわからないのでは?」と言われました。 

なるほどと思い、それ以降は私はできるだけその人に会うと思う方法で伝えるようにしています。 

それが理由を付け加えて伝えることです。  

場合によっては共感を得やすいように悲しかった、辛かったなどと思われる伝え方をします。 

だいたいの人は「え~そんな人おんの?それはあかん!」と言ってダメな事例として認識するし、自分でダメだと言ったことをしてしまうと責められて当然なのでこちらとしては責める口実をゲットした感じですね(笑) 

自分で自分の首を絞めてもらいます。 

 

いろいろ書きましたが介護者も利用者もお互いのことを考えて接するといいと思います。