今日は、オルアースと言うお芋を使ったエジプト料理を紹介します。
*アラビア語のフスハならコルカースと言うそうです。
以前からスークでたまに見かけていたお芋、気になっていたので今回オルアースに挑戦してみました。
ゴロっと大きいお芋ですけど、我が家用に小さいものを選びました。
このオルアースを使った料理は、今日紹介する料理以外には無いようで?・・・料理の名前もオルアースです。
このオルアースに欠かせない野菜があります。
それがこちらの「サルク」と言う葉物野菜です。
このサルクどんな味か生の葉っぱを食べてみると少し塩分が感じられる面白い野菜でした。
これは、「マハラタ」と言ってモロヘイヤスープを作るときにモロヘイヤを細かく切る包丁です。
モロヘイヤに使うので、「マハラテ モロヘイヤ」とも言うそうです。サルクを切るのにも使います。
我が家には、つい最近までマハラタがありませんでした。なので、モロヘイヤスープもまだ作っていないんですけど先日、主人が仕事から帰って来た時にプレゼントがあるよって言って貰ったのが、このJAPANと書いてあるマハラタでした。
約1年目にマハラタが我が家のキッチンにも。
ここからは、オルアースに必要な材料と調味料、そして写真で作り方を紹介します。あっという間に出来て、お芋好きな方には気に入ってもらえるエジプト料理だと思います。
材料・・・オルアース1/2、サルク1束、コスバラ(生コリアンダ)適量、トーム(にんにく)、ビーフコンソメ、ローリエ、塩、コショウ、サムナ(澄ましバター)
ー作り方ー
かなり厚めに剥いてください。
私は、1cm弱ぐらいだったかな~まな板の上にオルアースを置いて、皮をザクザクと回し切って行きました。
我が家は、二人なのでオルアース半分だけ使いました。
残りの半分は、ラップして冷蔵庫です。
GOZIのお母さんは、ぬるいお湯に20~30分つけてぬめりを取ると聞いたのですが、私は日本で里芋を煮る時に、1度軽く湯がいてから煮ると、ぬめりが少なくお出汁が濁らないと母に教えてもらっていたので・・エジプトと日本の料理法を合わせて見ました。
この時、マハラタを使いました。
←写真は、コスバラを葉っぱだけにしたものです。
マハラタを使うとあっという間に細かくなって、とっても便利です。
ちなみにこんな感じで、包丁で茎の部分を取り除き葉っぱだけにしました。
*大きいものは半分に切ります。
写真の中には、コスバラとサルクも入っています。
7)15分浸け置きしたオルアースのぬめりを取るように水洗いしてからお鍋に入れ、ビーフコンソメ1個とローリエを加え柔らかくなるまで蓋をして煮ます。
お水の量は、ひたひたよりやや多めです。
8)サムナをディナースプーン2杯ぐらい使って、まずはニンニクがいい色になるまで炒め、その後コスバラとサルクを加えて炒めます。
スークのおじさんやおばさんに聞くと、この時こんがり以上に黒く焦げるぐらい炒めるそうですが、GOZIのお母さんは黒くなる前に火を止めるそうなので、我が家も適当なところでニンニクを潰し火を止めました。
炒めた後、オルアースのスープを少量加えミキサーにかけると良いそうですが、我が家にはまだミキサーがないのでしっかりニンニクを潰して8)は出来上がりです。
9)柔らかく煮えたら1度味見して、塩・コショウで味を調え8)をスープに加えます。
濃い緑色のスープになりました。
GOZIからは、お芋の硬さも丁度でスープも美味しいよ。と言ってもらえましたオルアースは、里芋より粘りの少ないお芋で味もあっさり食べやすかったです。このお料理はスープがとっても美味しいので、スープだけでもご飯が美味しく食べられますよ。
ちなみにエジプト人は、オルアースはちょっと胃に重い食べ物と思っているようですが、この日は美味しくてGOZIも私もお替りしてきれいにお鍋が空に私が作った量は、写真のオルアース4杯分でした。
GOZIのお母さんがしているように、8)をミキサーで細かくするとペースト状になってスープに加えた時に、もっとスープが緑色になって味も良かったんじゃないのかな~と思いました。
ブログ読むより作った方が簡単なエジプト料理、また紹介します。
***今日の1枚***
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