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「インクレディブル・ファミリー」を観ました。
 
 
 
 
 
第77回アカデミー長編アニメ映画賞を受賞したディズニー/ピクサーの大ヒット作「Mr.インクレディブル」の14年ぶりとなる続編。
スーパーパワーを持つボブたち家族は平凡な日常を送っていたが、ある出来事をきっかけに、母ヘレンがイラスティガールとしてヒーロー活動をすることに。
多忙になった彼女の代わりに家事と育児を任されたボブは、底知れない能力を秘める息子ジャック・ジャックの世話に悪戦苦闘。
そんな中、新たな敵が家族の前に立ちはだかる。
(映画.comより引用)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前作「ミスターインクレディブル」よりもかなりスケールアップしていましたよ。
 
 
 
 
前作が2004年だったので記憶がなさすぎて今作を鑑賞するにあたって復習しましたよ。
今でこそヒーローものが好きですから雰囲気から何から最高ですね…!
今作は前作の直後から始まるので、忘れてしまった方は出来れば見直してからの鑑賞をお勧め致します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【前作】
ヒーローとして活躍していたMr.インクレディブルとイラスティガールは結婚します。
しかしインクレディブルは助けた市民に訴えられ、次々市民がヒーローを訴え始めて政府はヒーロー活動を禁止します。
市民になじむよう能力を隠して過ごしますが、子供たちも能力を持っています。
インクレディブルは保険会社で働きながらもヒーロー時代を忘れられず、夜に警察の内線を盗み聞きし、ひそかにヒーロー活動を行っていました。
そんなある日、家にインクレディブルに助けを求める内容の手紙が届き、ヘレンや子供たちに内緒で呼ばれた島へ向かうのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【今作】
 
 
インクレディブル家族はアンダーマイナーを逃がしてしまったことで、ヒーローの活動は再び法律で禁止されてしまうことになり、身分を隠さなければいけなくなりました。
バイオレットのボーイフレンドはヒーローになったバイオレットの姿を見てしまっていたので記憶を消されたり。
技術開発者のウィンストン、その妹のイヴリンからお声がかかり、ヒーローのイメージ開発ミッションのためにヘレンが雇われます。
ボブはウィンストンに提供された家で思春期真っ盛りのバイオレット、いたずら大好きダッシュ、能力未知数のジャック・ジャックの子守りをします。
ジャック・ジャックは多彩な能力を持っていたのです。
今作のヴィラン、スクリーンスレーバーは全国のスクリーンをハッキングし、催眠術をかける映像を見せることで人々を自在に操ります。
ヘレンが捕らえた容疑者はスクリーンスレーバーが操っていたピザ配達員でした。
ウィンストンのパーティでは、スクリーンスレーバーの襲来を感知します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前作に引き続きテーマは家族、というか親の立場についてです。大人向けなのかも。
前作はヘレンが家にいたけど今作はボブが家にいて、家業の大変さを見せつけられます…。
ヘレンが戦うシーン、子供たちが助けに行くシーン、ファミリーで戦うシーンなどあり、スーパーヒーロー同士の戦いもあったりなんかして
とにかくアクションが熱いです。
ボブの親友のフロゾンがかっこよくて好きです。
ジャックジャック、赤ちゃんだから能力が制御出来ていないけど、出来たらチートすぎてジャックジャックだけで事足りるようになるかもしれない。
14年も待った(?)甲斐があって前作ファンの期待を裏切らない出来に完成されていました。
 
 
 
 
 
家業とヒーロー活動、主婦と主夫の優劣をつけないところがディズニー様様って感じの素晴らしさで質の高いエンターテイメントとなっています。
悪い法律は変えていかなければならないといった、題材は「キャプテンアメリカ シビルウォー」をも思わせる内容です。
ヒーローとファミリー、二つの要素を合体させた前作から14年、世界も変わり、作品のもたらすメッセージ性についてもしっかり考えられていると思います。