捜査対象を美貌で誘惑する「スパロー」と呼ばれる女スパイの活躍を描く。
事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、
自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。
やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。
接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。
(映画.comより引用)
実際がどうかは知らないですけど映画で描かれるロシアって冷たい印象ですね。
映画で冷戦の話する時アメリカのロシアへの皮肉な感じがすごい伝わってこないですか。
ロシアのスパイのお話。
一口にスパイと言っても今作は王道のものとは異なるんですね。
ハニートラップ専門なのです。従来のスパイのイメージよりも地味かもしれません。
スパイになるきっかけが元々のバレリーナを挫折したからというこれまた珍しい導入。
暴力シーンとかあるので見てて痛い。
元CIAの人が脚本に参加しているようです。
伏線の張り方と回収の仕方が綺麗だったので、観てよかったと思える作品でした。オチが最高でした。
主演のジェニファーローレンスはX-MENのミスティークの印象がどうしても強いですが、ミスティークもなかなか主張の強いキャラクターですし、今作の役柄にも彼女がぴったりハマっていましたし、幅広い役柄を演じられる女優さんとして今後の活躍も見逃せませんね。
どうも気になるのはロシア映画なのにばりばり英語喋ってるじゃないですかという事です。ロシア語聞いても一切分からないので有難いですが…。