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「ルイの9番目の人生」観ました。


少年ルイ・ドラックスは、大変な難産の末にこの世に生を受けてから、
毎年のように必ず事故にあい、そのたびに生死の境をさまよってきた。
そして9歳の誕生日に崖から転落したルイは、
ついに意識不明の重体になってしまう。
担当医のパスカルは必死にルイを救おうとするが、
両親やパスカルなど周辺の人々の身に、不可解な出来事が次々と起こり……。
(映画.comより引用)




アクロバティックな映画ですね。
サスペンスかホラーかミステリーかファンタジーか家族愛かその場面ごとによってこの映画のジャンルは一体何…?と問いただすほどジャンルが変動します。


最初から怪しいところがあるので展開が分かりやすいといえば分かりやすいのかもしれない。
でもラストがどう終着するかは最後まで見逃せません。終わり方好きでした。好きでしたけど悲しいです。


本作の真に重きを置いたところは、家族愛だけでなく、自己愛、同情、様々に歪んだ形の愛情の様子を、いかに幻想的に描けるか、みたいなところではないでしょうか。
映像が綺麗ですよ。
一番良かったところは主人公ルイと○○の関係性ですね。