株式投資の本来のメリットとは? | ニートだけどFXディーラー親父のブログ

株式投資の本来のメリットとは?

株式投資が、目的とする収益には、

キャピタルゲインとインカムゲインがあります。


キャピタル・ゲインとは、買った株が、買った時より

値上がりしたときに、手放して得られる収益です。


逆に、買った株が値下がりし、買った値段よりも

低い値段で売らざるをえない場合などは、損になります。


キャピタル・ロスです。この売り買いのタイミングは、ものすごく難しいです。


まだまだ下がるから、今買っては損だと思ったら、急に上昇に転じたりします。


逆に、まだまだ上がると思って、保持していたら、

大暴落して、あのとき手放していたら、大きな利益になっていたのに。


という、話も、良くあります。


インカム・ゲインは、配当です。


企業は、業績が良くなった場合、株主に配当を出してくれます。


業績のほかにも、まれに、創立記念などで配当を増やす場合もあります。


昭和の頃は、日本の企業は業績にかかわらず、

一定の配当があるのが、普通でした。


しかし、平成以降、業績が良ければ配当金を増やす。

あるいは、配当自体が存在しない企業が増えてきています。


やはり、高度経済成長の時代が終わって、停滞期になってきているからでしょう。


売り買いや配当以外にも、良い点があります。


物価上昇=インフレになると預金の価値は下がります。


貯金していると、損ですよね。


その、損を避けるために、株でインフレ・ヘッジ=回避をします。


なぜインフレになると、株式が、インフレ・ヘッジになるのでしょうか?


インフレになると、企業の数字の上での売上高・資産額なども増え、

その企業の株式の価値も上がってくれて、株価が上昇するのです。


このインフレ・ヘッジは、物価の上昇と同じかそれ以上の

値上がりをしてくれる資産を購入しておけば、できます。


ヘッジのために持つ資産には、株式のほかには、

不動産、貴金属、美術品などがあります。


とりわけ、株式は、金と並んで、小さい単位なので、個人でも売買しやすいです。


それゆえ、最もポピュラーな資産運用です。


株式投資など、会社の利益の為ため、もしくは、

証券会社のもうけだと思われがちです。


が、きちんと運営すれば、お金の価値が下がるのを、相当に防いでくれるのです。


その、賢い運用のためには、株を選ばなければなりません。


40年前の産業は、今、斜陽産業になっていたりするように、

今利益を上げている分野ではなくて、これから発展しそうな

分野を見極めなければ、なりません。


今、ITや電気通信が流行りですが、10年後20年後がそうだとも限りません。