〇アクセス
東武伊勢崎線太田駅より、太田市役所方面に徒歩15分くらい

〇庁舎内
二階に法廷

〇開廷表設置場所
入口右側 掲示板に貼付

〇訪問時の開廷件数
地裁刑事 6件 簡裁民事 8件

〇訪問時 刑事開廷事件
地裁
2号 高津戸拓也 判事
1000-1030 新 窃盗
1030-1130 新 窃盗
1315-1400 審 詐欺
1400-1500 新 住居侵入
1500-1510 決 窃盗
1510-1520 決 過失運転致死
 
〇判決内容   
裁判官  高津戸拓也 判事
罪名   窃盗
事件番号 令和7年(わ)270番台
結果   拘禁刑1年4月 未決拘留20日
内容   生活保護受給を受けていたが、
     お金に窮し、弁当など、2000円
     相当の万引き
理由   今回と同じ窃盗で懲役1年2月の
     実刑に処せられ、出所後2年3か月
     余りで今回の事件を起こした。
     盗癖は根深いが、被害弁償は完了
     している。
判決言い渡し後、「どうしたら悪いことしないで
すむか?よく考えて・・・」と説諭がなされた。
  
裁判官  高津戸拓也 判事
罪名   過失運転致死
事件番号 令和7年(わ)250番台
結果   拘禁刑1年8月 執行猶予3年
内容   交通整理の無い夜間の交差点で
     注意義務を怠り、7メートル手前まで
     歩行者に気付かず、はねてしまい、
     死亡させた
理由   被害者の生命は、突然奪われており
     結果は極めて重大であるものの、
     対人賠償無制限で相応の賠償が行われる
     見込み。前科もない。
判決言い渡し後、「人を死なせてしまった事実は
消えない。生涯、充分向き合って生きていって下さい」と
説諭がなされた。

訪問時に傍聴した、住居侵入事件の初公判では、
前科14犯で、懲役2年の服役を終え約20日で、
公園で野宿しつつ、民家の敷地内に駐車された
自家用車内のお金を狙い、侵入した男性の
被告人質問が行われた。
 
被害者は数回敷地内に侵入され、車内のお金などを
盗まれたため、執念で張り込みをし、深夜になり
侵入してきた被告人は、捕まった経緯がが明らかになった。
抵抗もせずに大人しく捕まったという被告人。
「抵抗しケガをさせたら傷害罪になる・・」と、
弁護人の質問に対し、始めのうちは控えめに答えて
いたものの、「(刑務所の)中の方が楽」ときっぱり述べ、
「被害者に悪いという気持ちは?」との問いかけには、
「少しはある」と淡々と答えた。さらに、出所者の更生を
支援する保護会については「刑務所の作り話」と断じ、
「なぜ車を狙ったの?」という検察官の問いには、
「やる事がそれしかない」と回答。
ある意味達観した雰囲気を出していた・・・
 
論告で検察官は、「住居の安全を侵害する行為であり、多数の
前科がある」と断じ拘禁刑10月を求刑。
弁護側は「物理的破壊行為は無く、同種事案の中では
軽い部類。被告人は社会的に孤立しており、遊興費目的の
犯行とは違う。擁護施設で育ち、天涯孤独の身」とし、
寛大な判決を求め結審した。