七夕の日に開票があった東京都知事選。
現職都知事など56人もの出馬があり、
百鬼夜行だの仮装行列とまで表現された。
その中で物議を醸したのが、
候補のポスターを貼る掲示板の
スペースの一件。
多数の立候補がある事は予想されたが、
その確定値が流動的だったため、
立候補届順位が後のほうになった候補には
クリアファイルを渡し、ポスターを
中に入れ掲示板の枠外に括るなどしてもらう
という苦肉の策を取った。
枠自体が無いよりはマシ・・と
選管もシノいだのだろうが、
枠内に収まったポスターと比較すると
その見栄えは明らかに差がある。。
↓
風雨に晒され?
完全に落下してしまったポスターも。
このポスターの候補者はじめ、
何人かが、対応の不公平さを訴え、
提訴したが、当然の結果と言う他ない。
↓
その一方で、同一政治団体が、
公認または支援名目で30人近い候補を出し、
選挙掲示板のポスター貼付の権利を
売却するという前代未聞の奇策に出た。
自らの出会い系SNSをPRするもの、
風俗の宣伝をするものもあれば、
団体から権利を買い、自分の子供を
ポスターにした男性もいたという。
やはり、何らかの規制が必要と言う声が
圧倒的に多く、
市井の国民の声に対して何かと腰が重い?
政治家も、対策に本気になり始めた
選挙を利用する不届き者の駆逐は当然だが、
ついでに、まともな政治家志願者が
政治に挑戦するハードルまで
跳ね上がっては本末転倒ではないだろうか?