ひきこもりがちな生活から自立へ向けた歩みは、
一足飛びにはなかなかいかないものです。

家から出るのが難しい場合は訪問支援が必要でしょう。

家から出られるようになったら、
フリースペースのような社会での居場所が必要でしょう。

居場所が出来たら、こんどは参加する活動が必要です。

ボランティアなど何らかの活動に参加できたら、
次は仕事へ向けて取り組むことが必要でしょう。
どんな仕事をしたいか?また出来るか?など分からない時は、
キャリアカウンセリングなどを受けると良いかもしれません。

やりたいことが決まったら、スキルアップ等の学習計画を
立てる必要があるかもしれません。

人によっては就労を目指す前に
仕事のようなことを体験する場所が必要かもしれません。
お金にも少しなり、自信や経験を獲得する・・・
最近少しメディア等で取り上げられるようになった
『中間的就労』という仕組みです。

無業期間が長かった方などは、それでももしかしたら、
なかなか就労先が見つからないかもしれません。

そうした方々が実力を付けた上で力を合わせて仕事をする。
そんな場所が必要かもしれません。
スキルアップすると共に収入も安定するような
仕組み作りを進めることが出来れば・・・
中間的就労を更に一歩進めて
会社のような組織作りが出来るかもしれません。

現実的に、そして具体的に、こんな生き方もあるよ、
あんな生き方もあるよと示す事が当面の目標です。