このところブログの更新が出来ていませんでした。
気になって仕方なかったのですが、
先日『子ども若者自立支援事業』の募集があり、
その応募書類の作成にかかりきりだったのです。

どうしても受託したかった事業なので、
選定しましたとの連絡を受けた時は
本当にほっとしました。

これから職員さんを雇い入れる準備をしたり、
講座や勉強会のプログラムを作ったり、
今まで以上に忙しくなりますが
しっかり頑張りたいと思っています。

やりたいこと、取り組みたいことはどんどん浮かんできて、
はやる気持ちを抑えるのが大変です。
身体がいくつも欲しいと思います。

そういえば、大阪のNPOが職業訓練の受講者を水増しして
不正受給していたという報道がありました。
全く迷惑な話です。
一生懸命、身を削って支援にいそしんでいるNPOも沢山あるのに、
NPOなんて何やってるんだか・・・という間違った見解を
多くの方に植え付けてしまうと思います。
そんな社会的影響をどれだけ重大に受け止めているのか。

しかしながら、この職業訓練を本来の目的通りに活かせていない
事業所があることも事実だと思います。
やろうとする時の、スタンスが全く違いますよね。
職業訓練の目的は、訓練を受けて給付金を受け取ることではありません。
(ましてや架空請求により懐を肥やすことでもありません)
訓練した人が次の就職に活かすのが目的です。
だから訓練の内容は、その人が仕事をするために
直結した内容でなければいけません。

この大阪のNPOのような、
いい加減な姿勢で公的事業を受託したり、助成金を受けたり、
そんな団体がいることに憤りを感じずにはいられません。
自分たちのために職業訓練を実施するから、
こうした不正受給のようなつまらないことをするんです。

支援というものは、支援を受ける方に焦点が当たっていないければ
本当に必要なことは実施できません。
実際難しいことだらけだし、大変です。

何とかしたい!という気持ちがなければ、
やれるものではありません。
私も凹むことはありますが、
やっぱり何とかしたい!一人でも多くの笑顔が見たい!
そう思うから・・・「よし。また明日も頑張ろう」と思えます。

良かれと思っても、全てが成功するわけではありません。

例えば、訪問支援や中間的就労などという事柄は
まだ手法やガイドラインが確立していないものです。
全国的に見ても、模索しながら実践報告を持ち寄り、
徐々に方向性を定めているところです。

けれど考えているだけ、想像しているだけでは、
何も始まらないのです。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
個人でも組織でも同じだと思います。

そしてこれを支えるのは志です。

折れない心で、自分たちなりに一生懸命やっていきたいと思います。