今日はNPO法人の立ち上げに向けて
大きな一歩になる日だったと思います。

この記念すべき日に私が感じている
”動くことの大切さ”と
”動くときの心構え”
について書きたいと思います。

私は良いと思ったことはやってみるべきだと考えています。
勿論失敗する可能性もありますが、
失敗したときはこう考えます。
「この経験を、なぜ失敗したかというデータとして活かそう。
 そうすれば同じ失敗をしないという成功につなげられる。」

失敗は成功の母と言いますよね?
逆に失敗のない成功なんてほとんどありません。
ビジネス用語で次のような言葉があります。

PDCAサイクル
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(点検・評価)
・Act(改善・処置)

PDCAサイクルで良いスパイラルを作りましょうという、
効率よく仕事をする為に提唱された理論です。

業務改善に非常に有効な考え方ですが、
人の生き方にも通ずるものがあると思います。

Do=実行が無いと、検証することも改善することも出来ないんです。
Planだけでは何も進まない。
だから、失敗もOKなんです!
それを活かすかどうかは自分次第だと思います。

それでも失敗したらクヨクヨしてしまいますよね・・・
私にも後悔した経験なんて山のようにあります。

クヨクヨするメリットは、後悔した辛い感情から、
次は絶対に失敗しない!という強い決意が生まれることです。

だから失敗した時に落ち込む人は失敗が少ないのです。
後悔しない人は何度も同じ過ちを繰り返すことになりがちです。

けれど大切なのは、切り替えること。

数分~数時間後悔したら、今みたいにサッと切り替えるんです。
気を取り直して、検証して軌道修正し、それをまた実行するんです。

何日も・・・時には何年も後悔したり、
現実に起きていないことを心配するのは、
正直何の得にもなりません。

ダメで元々。
そのくらいのスタンスで気楽にいきましょう!
ダメだった時には、ダメだったことが一つ勉強になったのです。
それで十分価値があるんです。

私はITでニート・ひきこもり問題の解決の糸口を掴みたいと思い、
どりぃむスイッチを開所して活動しています。
何となくですが目指す方向性ややるべきことが定まってきました。
それも活動しなければ分からなかったことです。

それでもつい足踏みをしてしまうという方は、
何でも良いから出来そうなことからスタートしてみてください。
小さな失敗や、小さな成功を、
今のPCDAサイクルを思い出しながら
最終的に成功と思えるように持って行ってみてください。

クヨクヨして辛い時には、
いかに気持ちを切り替えることが出来るかが、
自分にとって物凄く重要なことだと捉えて
徹底的に気持ちの切り替えに取り組んでみて下さい。

沢山の従業員を抱える社長さんでも、
時に全てを投げ出したい気持ちになることがあるそうです。
その人は、そんな時海に行って真っ裸になり海にプカーっと浮かぶそうです。
すると自分がいかに小さな存在か感じ、
悩んでいたことが小さなことだと気持ちが切り替えられるそうです。

私の場合は二つの方法がありました。

一つ目は社長さんと似ていますが、じっと空を見上げることです。
無限の宇宙に思いを馳せることで、
自分はちっぽけだなぁと思うと不思議に気持ちが楽になったものです。

二つ目は、とにかく思うことを全て書き出すことです。
そうして
「なぜそう思うんだろう?」
「自分は何を望んでいるんだろう?」
「それはナゼだろう?」
と深く深く追求していく
ことです。
すると、最初にこだわっていたことよりも
問題点は別にあることが見えてきたりします。
問題の出発点に行きつくと、違う解決策が見つかったりするのです。

どうしても失敗が怖いという人は、
失敗から学んだり気持ちを切り替えるスキルを
真剣に徹底的に磨いてみて下さいね。