５月病で不登校になったらどうする？

不登校になる時期の一つにゴールデンウィーク明けというのがあります。
（夏休み明け等も要注意）
節目は思った以上に大切です。

ＫもＧＷ明けから不登校になりました。
その後、足踏み状態は２年近く続くことになりました。

Ｋの場合は保健室登校も無理だったのですが、
保健室登校が可能な場合は、
是非それでも良いので登校するようにと
先生や友だちの力も借りて勧めてみて下さい。

※不登校の原因によっては先生や友だちに頼まない方が良い場合もあります。

Ｋの姉も一時期保健室登校をしていました。
その際は担任の先生よりも
クラブの顧問の先生の方が熱心に動いてくださり、
友だちの助けもあって
結果数週間でクラスに戻ることが出来ました。

ずっと保健室登校を続けて、
その後高校へ進学し
普通に通えている子もいます。

とにかく家にじっといるのは
閉塞感が増すばかりで
考え方も狭まりあまり良いことはありません。

少し休憩が必要ということもありますが、
別な方法ででも
家から出て新しいことを知る機会、
人とふれあう機会を失わせるのは良くありません。

その子が出ていける場所を
急いで一生懸命探してあげてください。

中学生までは”適応指導教室”というものが利用出来ます。
保健室登校も無理なら、
そういった公的な支援機関を活用してみて下さい。

重ねて言いますが、
家にいる期間は放っておくと長くなります。

どこでも良いから出かける場所を探してあげて下さい。
フリースペース・塾・・・何でも良いのです。
その子がここなら行けるという場所を
早く見つけて下さい。

学校を変わるのも一つの方法です。
何に躓いているのかを知るには、
発達相談などの機関を訪ねるのもヒントになるかもしれません。

また、15歳以上の場合は、
”若者サポートステーション”も利用できます。
学び直し支援なども受けられる筈ですし、
学校との連携もとってくれます。
カウンセリングも無料で受けられます。

また、そういったお子さんの為に、
家庭コーチという新しい取り組みをしているところもあります。

１日２日で済めば良いですが、
短期間で済むかどうかは最初の行動にかかっていると言っても
過言ではありません。
情報を集めて幅広い選択肢を持ち、
お子さんと一緒にどうするかを考えてあげられるかどうかで
まったく違った結果になると思います。