春になり、もう次の就活が開始されようとしています。

あなたは仕事に就くということについて
いつ頃意識したでしょうか?

最近高校などでも盛んに行われていますが、
どのような進路を目指すのか・・・
出来るだけ早い段階で意識する必要があります。

◆高校、大学、専門学校は就職を意識して選ぶ

自分がどんな仕事をしたいのか?
進学の節目ではそれを意識しておくと良いです。

向いている仕事について、
その人の個性や体調なども踏まえて
具体的にイメージしておきたいものです。

◆向いている職種について考える

まず職種です。
営業なら人づきあいが得意な人が向いています。
まず人と仲良くなることが営業の必須条件だからです。

けれど、100社営業して2~3社成約出来れば良いと言われるほど
圧倒的にうまくいかないことの方が多いのです。
ほとんど断られたり、場合によっては煙たがられたり・・・
それが当たり前なのですから
いちいち気にしていてはキリがありません。

ですから、細かいことを気にしない!
ある程度鈍感力がある方が良いです。
強引なくらい、入っていけるタイプが向いています。

◆戦略的思考

でも、単に強引なだけではダメです。
相手にとって利益になる提案が出来るよう
戦略的な思考力がないと、
成約率は上がらないものです。

笑顔・好感度で、相手先の方に気に入ってもらえたら、
次は相手が困っていることを見つけて
それが改善できる提案をすることです。

メリットが同じなら、
人柄だけで他社から自社へ取引先を変えてもらえるかもしれません。

しかし日本の経済情勢はいまだ厳しく、
見積して価格が低い方に発注するのが
当たり前になっています。

メリットが無ければ相手先を動かし
営業成績を上げることが出来ません。

◆WinWinの提案をする

お互いの利益になる取引を見つける。
自分の会社に出来て、
相手の方に喜んで頂けることを見つける。

その能力が必要になります。

自社の強み、自社製品が相手先にもたらすメリットを
把握しておくことは必須条件ですが、
それに加えて商品知識・業務知識が大事です。

相手先の会社が何を作っている
何を売っている会社なのか・・・
VA提案・VE提案できることは無いか?

今現在は提案できるものが無くても、
ニーズを発見したら自社に持ち帰り
自社の新たなサービスとして取り入れらえないか?

そういった思考回路が必要です。

◆行動力が必要

営業は会社の業績を左右する
社内でも重要な職種です。

100社で2~3社の成約率だとしたら、
上記のようなより良い提案をすることと、
もう一つは行動量を増やすことが
営業成績を上げることにつながります。

沢山の企業・担当者へアクションする。
問い合わせにはすぐに対応する。
レスポンスの速さも、非常に重要です。

移動距離も多い営業職は
ゆっくりご飯を食べるヒマがないことも
珍しくありません。

◆営業の面白さ

なんといっても会社の業績を左右するほど
重要な仕事だという事が
営業の醍醐味だと思います。

成約した時の達成感はひとしおです。

また多くの人脈が築けるのも
営業ならではです。

営業のスキルがある人は、
業界が変わっても
売るものが変わるだけなので
比較的転職しやすいようです。

給与が他の職種に比べて高いのも、
それだけ会社にとって大切な仕事だということが
良く分かりますね。

◆スポーツ経験者などが多い

体育会系だからOKというわけでは無いでしょうが、
気持ちの良い挨拶・好感度・行動力・メンタル的な打たれ強さ等
体育会系の人のほうが営業には向いているようです。

スポーツをしていなかったらダメということもありませんが
総合的に営業に向いている人が多いようです。

自分はどんな仕事が向いているか・・・
性格や体調などの面からも考えておくことは、
仕事を長く続ける上でも
また面接試験で的確な返答をするためにも大切なことです。