私の場合、最初からNPO法人を立ち上げようと思ったのではありません。
自分の子どもが利用出来るところがあるか調べている内に、
求めるものが見つからなかったので、無いのなら自分で作ろうと思った訳です。

ですから何をやりたいかは最初から明確で、
『得意を伸ばして自立へ繋げる』ということです。

ただ、それをどのような形で進めるかが問題で、
それを決めるのに少し時間がかかりました。

やりたいことが決まったら、それは=ミッションです。
社会的使命(ミッション)があって初めてNPOとして存在する意義が生まれます。

※NPO法人を作ること=ミッションではありません。

NPO法人として実現したいことが決まったら、
次は運営方法を考えなければいけません。
お金の入口と使い道ですね。

前にも書きましたが、NPO法人の主な収入源は
・入会金、年会費など会費
・寄付金
・事業収入
・補助金、助成金
などです。

入会金や年会費(または月額利用料)を高く設定して
それで運営しているところもあります。

事業として国や県などの事業を受託して
主な資金としている法人。

補助金・助成金収入が主な法人。

またビジネス展開することで資金を確保している法人。
(これは少数だと思いますが・・・)

自分の運営する団体の主な資金源を何に設定するかは
非常に重要な問題です。

本来はどれかに偏らず設定するのが良いのでしょうが、
実際はどれか1つに集中しているケースが多いようです。

検討もつかない!という場合は、
全国で自分が目指すのと近いことをやっている団体を探します。

NPO法人の場合は、定款、事業計画書、収支報告書などを
開示する義務があります
ので、
根気よく探せば県のサイトなどから見ることが出来ます。
(簡単に見つかる県と見つからない県があるようです)

受託したい事業がもし見つかれば、
受託している団体の一覧も見れるかもしれません。

全国を対象に、どこでどんな活動をしている団体があるか・・・
活動内容などをしっかりと調べて、
自分だったらどんな風に展開するかを考えてみましょう。

収支報告書を見ると、
収入源(お金の入口)が分かります。

団体のサイトを見ると、
活動内容(お金の使い方)が分かります。
※活動報告も定期的にしっかり情報公開するべきですね。

やりたいことがあっても、資金が無ければ継続活動は出来ません。
資金があってもそれが活かせなければ
本当の意味でのミッション達成は出来ない
はずです。
※活動しましたよ・・・だけではダメですよね、
 一人でも多くちゃんと幸せにならないとね!