昨日に引き続き、企画書ネタです。
本日、打ち合わせをしていたときのこと。
企画書を書くのが苦手、という某氏に対して
ワタクシはいつものように
「まずは構成から考えてみるといいですよ」
と、アドバイス。
すると、
(某氏)いえ、いえそうじゃないんです・・・。
(私)何・・・でしょう?
(某氏)日本語に問題が・・・
(私)・・・?普通にお話されてますけど。(もちろん彼はれっきとした日本人ですし)
(某氏)日本語の理解の仕方と伝達の仕方が悪いみたいで・・・。
(私)・・・。
簡単に言ってしまうと
ヒアリング時の問題把握の仕方と
ご提案時の企画表現の仕方に悩みがある様子でした。
時間もなかったので、打ち合わせの時に
直接のアドバイスはできなかったのですが、
この場を借りて書くことが苦手な人のための企画表現のコツについて
少しだけアドバイスさせていただきますね。
まず、この3点にだけ注意して、「書いて」みましょう。
①箇条書きにすること
②短い文章で書くこと。
③です、ますは使わず、体言止め、もしくは言い切りで書くこと。
とにかく書くことです。
頭の中でぐるぐるになってしまっていることも
書いてみることで、目で把握できます。
短い文章で、箇条書きにすることで
文章の前後関係が間違っていても、文章単位で前にも後にも
動かすことができるし、不要なものはサクッっと削ることができます。
丁寧に書こうと「ですます調」にすると、まわりくどくなりがちで
要点が見えなくなる恐れがあります。
まずはできるだけ裸の文章を書きます。
これだけ留意して、経験を積むうちに、コツがつかめてくるはずです。
話すことができても、書けない人の文章は、
過剰な表現が多いこと、文章が長くて前後関係がはっきりしない、
ということが多いような・・・。
あくまで私の経験上のことですけどね。
みなさんの企画のスキルアップに少しでもお役に立てるとうれしいです
ぜひめげずに、書いてみてくださいね。