今回の悪化で症状が特に激しく長いのは、手のひらと脚のアトピーだ。
昔は、手のひらは、他の部分の症状がどんなにひどくても、手のひらだけは安全地帯のように何も炎症が出ないのが普通だった。脱ステロイドの時、手の甲は赤黒く籠手をつけたようにひどい炎症に覆われていた時でさえ、手のひらはしわにそって少し皮がむけたり赤くなったりした程度だった。
2005年ころから、症状がひどくなった時に手のひらに炎症が出るようになった。はじめはしわに沿って皮膚がガサガサに乾燥して赤くなる程度だったのが、気がつくと手のひらの中央にコイン大の炎症が。症状が出るのはいつも決まって右手。
それでも、今までは炎症といっても乾燥して切れるくらいのものだった。それが今回は、炎症部分の皮膚の表面が溶けたようになり、浸出液が出続けている。患部を洗ってよく見てみると、皮膚の表面が斑に迷彩塗装のようにはがれて、そこから浸出液が出ている。なんなのだろう、これ。皮膚がもう皮膚であることを放棄したような感じ。
そんななので、患部に5、6センチ四方に切ったサランラップを貼り、その上に包帯をして暮らす状態で、もう4ヶ月だ。いろいろ試した結果、ガーゼや救急絆創膏だと、浸出液が固まって患部に張り付いて痛かったり、患部の大きさに合わなかったりで、結局サランラップが患部に食い込まず、大きさも自由で安価なので、それを使っている。
会う人会う人に「手、どうしたんですか?」と聞かれるので面倒だ。「アトピーがひどくて・・・」と言ってもだいたい「はあそうなんですか・・・」と相手はイマイチ合点のいかない様子。
いったいこの手のひらで、何が起こっているのだろう。患部のすぐ隣の皮膚は至って健康なのに。
昔は、手のひらは、他の部分の症状がどんなにひどくても、手のひらだけは安全地帯のように何も炎症が出ないのが普通だった。脱ステロイドの時、手の甲は赤黒く籠手をつけたようにひどい炎症に覆われていた時でさえ、手のひらはしわにそって少し皮がむけたり赤くなったりした程度だった。
2005年ころから、症状がひどくなった時に手のひらに炎症が出るようになった。はじめはしわに沿って皮膚がガサガサに乾燥して赤くなる程度だったのが、気がつくと手のひらの中央にコイン大の炎症が。症状が出るのはいつも決まって右手。
それでも、今までは炎症といっても乾燥して切れるくらいのものだった。それが今回は、炎症部分の皮膚の表面が溶けたようになり、浸出液が出続けている。患部を洗ってよく見てみると、皮膚の表面が斑に迷彩塗装のようにはがれて、そこから浸出液が出ている。なんなのだろう、これ。皮膚がもう皮膚であることを放棄したような感じ。
そんななので、患部に5、6センチ四方に切ったサランラップを貼り、その上に包帯をして暮らす状態で、もう4ヶ月だ。いろいろ試した結果、ガーゼや救急絆創膏だと、浸出液が固まって患部に張り付いて痛かったり、患部の大きさに合わなかったりで、結局サランラップが患部に食い込まず、大きさも自由で安価なので、それを使っている。
会う人会う人に「手、どうしたんですか?」と聞かれるので面倒だ。「アトピーがひどくて・・・」と言ってもだいたい「はあそうなんですか・・・」と相手はイマイチ合点のいかない様子。
いったいこの手のひらで、何が起こっているのだろう。患部のすぐ隣の皮膚は至って健康なのに。