職場で、読書部を立ち上げました。
私の職場では所員の親睦のために、所内の部活動に一定の補助が出るのです。
部活は運動系やレクリエーション系が多かったので、私は特に参加していなかったのですが、ふと「なら自分で作ろう」と、読書部を立ち上げることにしました。
部費を本の購入費に充てれば、本好きの部員にはこれ以上ありがたいことはないじゃないか!と。
読書って孤独な趣味です。
人と本について語り合う機会はほとんどないし、運良く本好きの人が近くにいても、「本」の範囲といっても広すぎて、なかなか好みが重ならなりません。
ブログなどでコメントをやりとりすることもできますが、本を読んた感想を文章で正確に伝えることは、それ自体相当の技量が必要なので、やっぱり伝わり切らないことも多いです。
Facebookの読書サークルをのぞいたこともあるのですが、特定の人が自慢気に自分の読書歴を披露するための場になっていることが多く、魅力を感じませんでした。
私の職場にもそれなりの人数の所員がいるので、きっと読書好きもいるはず。
人が集まるか不安ながらに立ち上げてみると、自分入れて8人もの人が集まってくれました。
同じ職場といっても、普段話すことは仕事のことや当たり障りのないことが多いです。
本について話すことは、自然と自分の「ほど」について語ることにもなるため、ちょっと緊張しますが、自分以外の人の読書体験に触れられることが、とても楽しみです。
さて、自分はまずどの本を取り上げようかなあ・・・。