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今回は、色あせて見栄えが悪くなったリール帯の制作に

チャレンジしてみました。

リールからリール帯を取り外しスキャナーで取り込み

ペイントで色を修正しました。

やってみるとなかなか難しいです。

 

1番苦労した事は、リール帯を原寸大に印刷できず

何度も試行錯誤しました。

 

失敗作の数々(ファイアーバード7U用)

何とかサイズを合わせるのに成功しました。

ついでにトロピのリール帯も

デジカメで撮影してスイカの部分に貼り付けました。

制作にあたってスキャナー A3ノビ対応のプリンターを購入しました。

苦労して、何とかリール帯の制作のノウハウが身につきました。

 

この場を借りて御協力頂いたターボさんに感謝致します。

 

 

今回は、修理とは関係なくチョットした息抜きです。

パチスロのCPUは、Z80が使われていますが、日電協で指定の物

でないとならない部品の1つです。

トロピカーナ ファイアーバード等1号機1.5号機には、

LH0080B Z80B CPU(SHARP制) が使用されています。

このCPUは、他社にも互換品がいくつも出ております。

 

そこで、色々と検索していたところ東芝制のTMPZ84C00AP-6が

新品で、ネットで手に入りました。

このCPUは、C-MOS省電力でハイスピードでLH0080B Z80B CPU

より性能は良いです。

消費電力は、TMPZ84C00AP-6が15mAに対してLH0080B Z80B CPU

が200mAとかなりの省エネタイプです。

下の2つがトロピ ファイアーに使われている物。

個人が楽しむには、何でもできますね。

ホールでは、絶対に出来ない事です。

 

互換性は、合っても動作しない事がありますが、差し替えてテストした

ところ正常に動作しました。

 

それとジャンクで仕入れたトロピの基盤(全く動作しない)が復活させました。

このようにたった一箇所断線しているだけで動作しないのです。

これをみただけでは、簡単なことですが、これを見つけるのは、かなり

の時間を費やしました。

 

 

 

 

皆様、こんばんわ!

前にトロピカーナ7X ほぼ復活の記事を書きましたが

ついに100%復活しました。

症状は音が全く出ないと言ってもビーとノイズは鳴っていますが

プレーは普通にできる状態です。

音声IC  SN76489Aは、14番ピンから3.579545 MHzのクロック信号を

基準に動作する仕組みになっています。

そこで、14番ピンとクロック出力がつながっているか調べてみました。

 

黄色で囲ってあるICが左側が音声IC 右側がクロック出力です。

 

音声IC14番ピンとクロック出力SN74LS393の4番ピンが導通しているか

テスターで測定した所問題なく導通していました。

考えられる事は、クロック信号が出ていないと言う事で、しらみつぶしに

根気よく基盤のパターンの断線箇所を調べました。

この作業は3週間程かかりました。

途中、何度も諦めかけて、荒療治で3.579545 MHzの水晶発振器を

取り付ける事も考えました。

断線箇所は、赤色で囲ってある所でした。

 

基盤裏側の断線箇所ですが、見た目は普通につながっているように

見えます。

細かいパターンが無数にあるのが確認できるでしょう!!

このパターンをテスターで何度も調べ遂に断線箇所を発見!

リード線でつなげて本体にセットして電源ON!

ビーと言う音は、止まっていました。

コインを投入 音が出た! 死ぬほど嬉しい。

 

こんな感じで電子機器は、線1本外れているだけで動作しません。

基盤のパターンも経年変化で内部で断線するのでしょう。

 

この基盤とは別のジャンク品で電源が入らない基盤も修理に成功した

ので次回にアップしたいと思います。

 

これまでの修理で部品関係を交換しても治らない時は、基盤のパターン

の導通を調べる事をオススメします。