皆様、こんばんは!
今更ながら、0号機~4号機にストップボタンが停止しない
トラブルで故障の多い基板(外部集中端子板)の修理の
仕方を分かりやすく解説したいと思います。
コメント欄より質問があり、記事をアップした次第です。
まず、交換する箇所ですが、画像の〇で囲ってある部分
3箇所です。
1μF 35Vが2個 1μF 50Vが1個使用しています。
コンデンサーの種類はタンタルコンデンサーを使用しておりますが
このコンデンサーは、パンクしやすくショート状態になりヒューズが
飛んでしまいます。
そうすると、リールが回転してストップボタンを押しても停止しない
現象が起こります。
コンデンサーの外し方ですが、基板(裏)の取り付け箇所にハンダ
を盛って
〇の箇所に半田ごてをあてて、ハンダを溶かしながら
指で引っ張っていきます。
一気に引っ張ると基板のパターンが損傷する事がありますので
左右に揺さぶって慎重に作業を行います。
そこで、私は、積層セラミックコンデンサーを使用しました。
タンタルコンデンサーと積層セラミックコンデンサーの外観です。
外した箇所は、ハンダ吸引機もしくは、吸い取り線でハンダを
除去します。
タンタルコンデンサーは極性がありますが、積層セラミックコンデンサー
は極性はないので、どちらの向きでも取り付け可能です。
参考までに秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08150/
1本20円ですが100本単位ならさらにお安く!
交換後の画像
作業的には、3箇所なので比較的容易に交換出来ると思います。
今のところ問題なく動作しています。
初心者の方でも積極的に行って下さい!!