トワルドジュイでウェディングエプロン
(ウェディングエプロン とは、結婚披露宴で、ケーキカットの際にウェディングドレスの上に着用する、演出のためのエプロンです。)
いよいよ完成品のお披露目ですが、
前回に引き続き、まずは、制作に関するお話をさせて下さいね。
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柄に特徴のある生地(特に大柄) を使う場合、その柄の生かし方は、小物(ポーチ、バッグ、クッションなど) と 洋服(または、洋服に準ずるもの)では、気をつけるポイントが大きく異なります。
小物は比較的単純で、気に入ってる柄を目立たせるようにデザインすれば、まぁ、間違いありません。
ところが、洋服の場合は、柄が目立ち過ぎると、妙に不自然になったり、柄の位置によっては、やけに太って見えたりします。
つまり、小物の場合は、モノが目立てば良いのですが、洋服の場合は、着る人が美しく見えないといけないのです。そうでないと、柄の魅力も半減、それどころか、野暮ったくマイナス要因になってしまいます。
これは、洋服を仕立てる際の難所でもあり、面白い(やりがい倍増。。。♡)ところでもあります。
ジュイ柄に関して言えば、私は 「柄そのもの」 より 「柄と色の雰囲気」 を重視するようにしています。
そして、ボディーに布を当てながら、より美しいプロポーションに見えるよう、バランスのよい柄の配置を探ってゆきます。
「どの位置を良しとするか」 は感性の問題なので、理屈で説明することは出来ません。
(後から分析出来るかもしれませんが、決める瞬間には、理屈はないのです。)
ということで、解説はこの辺までにしておきますね。
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完成品
(作業用ボディーに着せているので、いろんな線がお見苦しくてスミマセン)
着用されるウェディングドレスは、デコルテが顕になったビュスティエタイプ
ヘアースタイルはアップ
それに合わせて、やはり首から肩のラインが美しく見えるサマードレス風のデザインにしました。
「凛とした大人の女性」 の中にも 「新妻らしい可愛らしさ」 を演出したい!
お披露目編はこちら! → https://ameblo.jp/needlec-boutique/entry-12206009504.html?frm=theme
(※特注品に関しては、ご依頼主様のプライバシーを尊重し、原則として、完成品やエピソード等は、needle.C サイトでは公開しないことにしておりますが、ご依頼主様(のビジネス)にもメリットがある場合などは、ご了承の上、当ブログでも記事を掲載しております。)