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日々読書。

アメコミと、スティーブン・キングの小説や映画など、気になったことを書いています。

ウォーキングデッド 登場人物全紹介 その30
#1-#85までに登場する全キャラクターの総まとめです。
The Walking Dead Survivor's Guideを参考にしました。

今回は、Tobin、Tyreeseです。
この記事を持って、1~85話に登場した全キャラクターの紹介は終了となります。

Tobin
初登場:#69
最後の登場:#81 
状態:死亡
前職:不明
現在の役割:建設作業員の監督
他者との結びつき:同僚Ford、Bruce、Holly
出会い:建設作業現場
別れ:防護壁がゾンビに突破された際、ゾンビに襲われ死亡

日々読書。

コミュニティにおける、建設作業員のまとめ役として働いており、防護壁の拡張やメンテナンスを行っていた。
防護壁の外に出て作業するため、作業員には常に死の危険性があり、Tobinは立場上彼らをまとめ命を守る義務があった。
しかし、彼は多くを助け、少数を見捨てるという方針を貫いてきたため、これまで多くの死者を出していた。

Fordが建設作業員として働く事になった初日、ゾンビの群れに襲われるがその際Hollyが一人襲われてしまう。
しかし、Tobinは一切助けようとせず、自分含め周りのものを集めて身を守る事に徹した。
Fordが単身Hollyの助けに走り、無事救出した後、その少数を切り捨てるやり方に激昂したFordと意見が対立、さらにTobinの冷酷さに激怒したHollyに股間を蹴り飛ばされてしまう。

例え自分の命を危険にさらしても他者を見捨てないFordの精神と、的確な作業指示により、Tobinに代わり、Fordが実質的なまとめ役となっていく。
Fordと共に働く事で、徐々に心を改めたTobinは、後にDouglasに対して、自分が臆病だったために多くの作業員を殺してしまった事を深く後悔していることを話している。
また、Fordに自らの立場を取られた形になるも、素直にその能力を認め、彼のお陰で作業は予定よりも早く進んでいる事を賞賛していた。

防護壁に隙間が見つかった際、Hollyと共に見張りをしていた。
そして、ゾンビがついに防護壁を突破すると、HollyにRickやFordを呼んで来る様告げると、たった一人でゾンビを食い止めるためその場に残った。
Hollyの報告を受け、Rickがいち早く駆けつけるがその時既にTobinはゾンビに貪り食われていた。

それまでのやり方を否定され、自らの対場を乗っ取られても素直にFordの能力を認め、さらには今までの自分のやり方に対して強い後悔を抱くなど、それまでの傲慢さは嘘のように消え去っていた。
自分の立場におぼれていただけで、本質的には悪い人間ではなかった。


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Tyreese 日本語表記:タイリース
初登場:#7
最後の登場:#46
状態:死亡
前職:フットボーラー、用心棒、車のセールスマン
現在の役割:Rickのサブリーダー的役割を担う
他者との結びつき: 恋人Carol→Michonneと関係を持ったため破局、娘Julie
出会い:キャンプ地を出発した後の放浪中遭遇
別れ:知事に捕まり、刑務所のゲート前で首を切り落とされ処刑された

日々読書。

ゾンビが蔓延りだしたころ、娘のJulieと家に滞在していたChrisと共に生活を送っていた。
しかし、食料が尽きるとハンマー片手に放浪の旅へと出発した。
その最中、Rickと偶然出くわし、以後行動を共にすることとなる。
当時はRickも人間に対してそれほどの猜疑心を持っていなかったため、快く迎え入れられ食事と移動手段及び寝床も提供された。

新たに加わったメンバーであったが、持ち前の体格を活かした戦闘力で、チームにとって欠かせない存在となっていく。体力があるため、ゾンビ掃討などにおいて非常に有能な人材であった。

Rickらと旅を続ける中で、Carolと心を通わせるようになり、やがて恋人同士となる。
Carolの娘、Sophiaとの関係も良好であった。
Wiltshire Estatesでは、Carolと共に穏やかな時間を過ごしており、二人の関係は一気に近づくこととなる。
翌朝ゾンビの群れに襲われると、各自の脱出を助けているが、その中でJulieとChrisに身を守るための銃を手渡しているが、後にこれが最悪の結果を招く事になってしまう。

刑務所に到着すると、RickとAndreaと共にゾンビの群れを掃討し、その後Rickと二人で建物内の探索を行うが、その過程で4人の囚人と遭遇している。
RickがHershelを招こうとした際は、反対しているが、結果としてHershelは大量の作物の栽培に成功しており、メンバーにとって有用な人物である事が証明されている。

ゾンビの掃討も終わり、一段落したものの、直後にJulieとChrisが自殺を図り、Julieが死亡してしまう。
自分達の身を守るために渡したはずの銃は、自殺をするための道具として使われてしまった。
Julieの死体を抱え、涙に暮れるTyreeseであったが、ゾンビとしてJulieが蘇ると、Tyreeseの目の前でChrisはJulieの頭部を撃ち抜いてしまう。
2度も娘を殺されたTyreeseは、怒りを抑えきれずChrisの首を絞め殺害、さらにゾンビとなって蘇ったChrisを何度も何度も殺している。
Julieの死体と、細切れになったChrisの死体はTyreeseの手により火葬された。

その後、RickがShaneの死体の確認に出ている間、TyreeseはAndrea、Billy、Glennと共に、体育館にいるゾンビの掃討に取り掛かる。
しかし、その中で娘の死により、感情が高ぶっていたTyreeseは一人暴走し、ゾンビの群れに突っ込んでいってしまう。
Andreaらは多すぎるゾンビの群れの前に撤退するも、ゾンビに群がられているTyreeseを助ける事ができず、扉に鍵をかけTyreeseもろともゾンビを閉じ込めてしまう。

Rickが帰還すると、即座に体育館に駆けつけTyreeseの救出に向かうが、扉を開けるとそこには全てのゾンビを殺し、奇跡的に生存していたTyreeseを発見。極度の疲労はあったものの、傷一つ負っていなかった。
また、体育館での死闘でストレスが昇華されたのか、いくぶんかTyreeseの心を平穏にさせている。

この頃から生存するという事に対してより苛烈になっていくRickに対し、意見を述べるなど諌める様な立場に立つ事が多くなっている。

Michonneが到着すると、彼の生活は一変する事となる。
偶然彼が元フットボールの選手だという事を知っていたMichonneと意気投合、二人でバスケットボールに汗を流すなど、急速に親密な関係へとなっていく。

Allenがゾンビに噛まれ負傷した際、足を切断し命を助けようと試みるRickと意見が真っ向から対立。
生かすために足を切り落とすという方法に納得できなかったTyreese。
その後、体育館で一人バスケで汗を流していたところにMichonneが訪れ、ここで性的関係を持ってしまう。
その時Tyreeseを探していたCarolがタイミング悪くその現場を目撃、強いショックを受けてしまう。

その夜、CarolもMichonneと同じ方法でTyreeseを喜ばせようとするものの、Tyreeseに止められると悲しみのあまり泣いてしまう。
翌朝には房を出て行くよう告げられてしまうTyreeseであったが、特に口論もせず彼女の意見に従っている。

その後、Carolが自殺未遂を図ると、その事実を知ったRickが激怒、Tyreeseと殴り合いの喧嘩にまで発展してしまう。浮気した結果Carolを自殺にまで追い込んでしまった点をRickに強く責められたため、Tyreeseも怒りをもって応戦し、結果Rickが2階から落下し、意識を失ってしまう。
これ以降、良き相棒ともいえた二人の関係は完全に終わりを迎えてしまう。
お互い仲間としては認め、尊敬していたものの、結局最後まで二人の関係は元に戻ることは無かった。

Rick、Glenn、Michonneらが墜落したヘリの探索に行ったまま消息不明になると、Tyreeseは単身フル装備でRickらの探索に出かけるが、残念ながら発見する事は叶わなかった。
帰還の際、ゾンビに追われ命からがら逃げ帰っているが、連れて来た大量のゾンビが刑務所の敷地内にまで溢れるという事態を引き起こしてしまった。

Rick帰還後、刑務所の敷地内にまで入り込んでしまったゾンビの掃討を行うが、その際Rickに代わり指揮を取っている。片手を失ってしまったRickに対して、死なせないために建物内に残るよう言い渡す。
それに対し反論されると、片手を失い、一人前の戦力としては活躍できなくなったRickに、Loriのためにも
建物内残るよう告げると、Andreaらを伴いゾンビの掃討を行った。
その後、RickがMartinezを追って一人飛び出していくと、取り残されたCarlから父は本当に自分を愛しているのかと疑問を投げかけられる。
それに対して真摯に答え、RickはCarlを心から愛している事を保証した。
Rickとは疎遠になってしまったものの、それでも尊敬し、彼の事のみならず、家族まで心配し、サポートしていた。

Glennらとともに武器の調達や食料の確保を行い、Woodburyとの戦いに備え準備を行っていたが、その最中に、Carolが自殺を図ると、既に関係は終わっていたものの、抱きかかえ涙に暮れていた。
Carolの死は、彼の心に消えない罪悪感を残す事となった。

Woodburyによる最初の襲撃を乗り切った後、Michonneと共に二人だけで追撃にかかる。
兵士を見つけた二人は、その殺害を図るが、兵士に見つかってしまうという不手際を犯し、Michonneは辛くも逃げ去ることに成功するが、Tyreeseは捕らえられてしまう。

歯も欠け、片目が塞がるほど顔が腫れ上がっているなど、かなりの暴行を加えられた後、知事により刑務所のゲート前にまで連れて来られると、刑務所引渡しのための取引材料として利用される。
しかし、Rick達に応じる気配が無いと、業を煮やした知事により、Michonneから奪った日本刀で処刑されてしまう。
その処刑は、日本刀を何度も振り下ろして首を切り落とし、さらに首を蹴り上げるという残酷なものであった。

その後、首だけになった姿でゾンビとして蘇っているが、帰還したMichonneにより止めを刺されている。

不倫してしまった事で、Carolを死に追いやった原因を作ってしまったが、本質的には善人であり、他人の身を案じるやさしさを持っていた。
責任感から度々家族を置き去りにするRickの行動に、父親の愛情を疑問に思ってしまったCarlのケアをしたり、足を失ったDaleに、Andreaと共同で義足を作ってあげるなどの行為を度々行っていた。

Michonneほどとはいかないが、かなりの戦闘能力を誇る。
ハンマー片手に、たった一人で体育館にいるゾンビを皆殺しにし、無傷で帰還するという離れ業もやってのけている。
近接戦闘ではトップクラスの実力を持っているものの、銃の腕は素人同然で、Andreaにからかわれるほどであった。

番外編では、AxelやMartinezと共にエイリアンの手により復活させられていた。
その際、Axelと同様に腕力を強化されており、ゾンビ相手に素手で一騎当千の活躍をしていた。
エイリアンにより復活させられた後、脱出してMichonneら反乱軍と合流し、絶望的な戦いに身を投じている。
ウォーキングデッド 登場人物全紹介 その29
#1-#85までに登場する全キャラクターの総まとめです。
The Walking Dead Survivor's Guideを参考にしました。

今回は、Susie、Theresa、Thomasです。

Susie Green 日本語表記:スージー
初登場:#10
最後の登場:#15 
状態:死亡
前職:農場労働者
現在の役割:農場労働者
他者との結びつき: Hershel一家の娘
出会い:Hershelの牧場
別れ:Thomasにより首を切断され死亡

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Hershelの末の娘で、Rachelとは双子である。
Rachel同様ほとんど出番のないキャラクターだった。

刑務所移動後、Rachelと共にThomasにより殺害されてしまう。
首だけの状態となっても、ゾンビとして蘇ったが、Glennの手により止めを刺されている。
詳しくはRachelの項目参照のこと


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Theresa
初登場:#63
最後の登場:#66
状態:死亡
前職:不明
現在の役割:狩人
他者との結びつき:Albert、Chris、David、Gregらとチームを組み、狩りを行っている
出会い:狩人たちの隠れ家
別れ:Ford、Michonne、Andrea、Rickによって殺害

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Chrisらと共に狩を行っていたうちの一人。狩人達の中で唯一の女性。
Daleの肉が感染したとわかったとき、David同様に周りを落ち着かせようとしていた。

交渉決裂後、Rickらによって皆殺しにされている。


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Thomas Richards 日本語表記:トーマス
初登場:#13
最後の登場:#18
状態:死亡
前職:不明
現在の役割:囚人
他者との結びつき:囚人仲間Andrew、Axel、Dexter
出会い:刑務所
別れ:Maggieに背中を至近距離から撃たれ、死亡

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刑務所にいた4人の囚人の一人。
脱税で投獄されていたが、彼曰く脱税は自分の過失ではないという事であった。
寡黙であり、人と積極的に交わろうとしない性格のため、長い期間囚人4人で生活していたが、特に親しい友人はいない。

一見無害な男に見えるが、実際は囚人の中で最も危険な殺人鬼であった。
ゾンビが蔓延ったため、精神が壊れたのか、それとも生まれながらの殺人鬼かは不明であるが、自分の快楽のために人を殺すサイコパスである。

Hershel達が刑務所にやって来た後、RachelとSusieが他のメンバーと離れたのを見計らい、首を切断し殺害した。
しかし、脱税で投獄され、無害な雰囲気を漂わせているThomasが疑われることは無かった。
今回の件に関しては全くの無実であった、Dexterが殺人犯という収監理由の元に、糾弾され投獄されてしまう。

その後、時をおかず一人ランドリー室にいたAndreaを襲撃。
ナイフで襲い掛かり、頬から耳にかけて重傷を負わせるが、殺害にまで至らずAndreaに逃亡されてしまう。Andreaが外に逃げ出し、事態に気がついたRickによりThomasは危うく死に掛けるほどの暴行を受ける。
もし、Tyreeseの制止がなければ確実に殺してしまっていたほどであった。

その後は監禁され、首吊りにより処刑される事が決まる。
しかし、処刑され人が死ぬのを見たくないPatriciaにより牢屋から出されるが、その直後Patriciaの首を絞め殺害を図る。
快楽殺人鬼の心理を一切理解せず、挙句殺人鬼を解き放ち、メンバー全体を危険にさらす愚挙を犯したPatriciaであったが、必死の抵抗で辛くも逃げ延びる。
物音に気がつき、TyreeseとMaggieが駆けつけるが、Thomasはそれでも抵抗を続け、最終的にはMaggieに至近距離で背中を撃たれ、さらに頭部を撃たれ死亡した。

死体は埋められることなく、刑務所の柵の外へと投げられ、ゾンビに貪り食われた。
スティーブンキング積み本消化第21弾 6/6
骸骨乗組員より 霧
扶桑社ミステリー 約350ページ そのうち、霧は約230ページです。
評価:★★★★★ 5点

スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)/扶桑社


激しい嵐が過ぎ去ると、つづいて訪れた異常なほどの濃霧。
徐々に侵食して来るその濃霧が街を覆いつくしたとき、彼らは初めてその異変に気がつく。

非常に面白い作品でした!
ほんの少し先も見通すことの出来ないくらい異常なほど濃い霧。
その濃霧が街を覆いつくした辺りから怪異が始まるのですが、緊迫感や臨場感が凄まじく、読んでいて手の汗が止まりませんでした。
スーパーマーケット内に閉じ込められる事になるのですが、そこでの多種多様な人間模様と、事態が深刻になるにつれ徐々に壊れていく人間性も描かれており、そちらも大変面白かったです。
何かが起こっているのに、それが何なのかわからないという恐怖。
雰囲気も、ストーリーも個人的には大満足でした。

この作品は、ミストというタイトルで映画化されています。


*以下ネタバレを含みますのでご注意ください*


僕は始めに映画を見てから原作を読んだのですが、映画版は非常に上手く原作の雰囲気を再現していると思います。霧がもたらす異様な雰囲気と、その向こうから現れる怪物たち。
また、人間模様も小説版同様良く描かれていたと思います。
ただ、鬱映画として結構有名な本作、最後が本当に憂鬱になる終わり方をしています。
スーパーマーケットから脱出するも、これ以上生き延びる事ができないと判断した主人公たちは持っていた拳銃で自殺する事を決めます。
主人公が各メンバーを射殺するのですが、その中には息子も含まれており、自らの手で息子の命を絶ち最後に生き残った主人公。
それだけでも十分暗いのですが、その直後、軍隊の助けが到着します。
助けが来てしまったことにより、なんのために自殺をしたのか、死んだ事が全く無意味だったというどうしようもなく暗い展開を見せ、そこで終わりを迎えます。
確かに衝撃的な終わり方ですが、衝撃と言うのは与えればいいというものではないと思っています。

これは原作版とは大きく異なった結末です。
原作では、車で脱出するところまではほとんど一緒ですが、それからの展開が異なります。
延々ひた走るも、結局霧を抜け出す事のできない主人公達。
休憩のため立ち寄ったロッジで、いつか誰かがこの記録を読んでくれるかもしれない、そう願いこれまであった出来事を記す主人公。
便箋に書きとめた後、主人公はある部屋でラジオを見つけます。
ラジオのチューニングをいじっても、聞こえてくるのは雑音だけ。
しかし、一瞬、たった一言だけそのラジオから聞こえて来る言葉がありました。
それは、雑音の中で主人公が勝手に作り出した音なのかもしれません。ですが、主人公はその言葉を胸に、再び霧から逃れるため、もがき続ける事を決意し、物語はそこで終わりを迎えます。

彼がラジオで聞いた言葉は、希望という一言でした。
絶望的な状況ですが、ラジオからの一言を聞いた彼の心には絶対的な希望が輝いていました。
確かに、ハッピーエンドではありませんが、映画版と違い主人公の心には希望があり、どのような結末を迎えるのかわからないにしろ、非常に前向きな終わり方です。
個人的にこの終わり方はとても気に入っているだけに、なぜあのような、言葉は悪いですが胸糞の悪くなるような憂鬱なエンディングに改変したのか全く理解できません。
ゲームのサイレントヒルが参考にしただけあって、非常に魅力的な世界観を持つ本作。
ラストをのぞき、映画の持つ雰囲気は素晴らしかっただけに、本当にその最後が納得できなかったのですが、原作ではそれが180度違う終わり方を迎えています。

もし、映画を見て、僕のように雰囲気は好きなんだけど、ラストがなぁ・・・と思っている方がいらっしゃれば、是非とも原作を読んでみてください。きっと、映画版とは違う感想を持つ事だと思います。

次は、グリーンマイルを読んでみます。